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【論文】バガン遺跡の観光開発が現地住民に与えた影響【noteで公開】

ぐちを
ぐちを
元学生バックパッカーで現海外ノマド、海外では特にミャンマーが好きで他に50ヵ国くらい渡航経験ありのぐちを(@guchiwo583)です。

僕がミャンマーの観光に興味を持つきっかけを与えてくれたのが2016年春のミャンマーへの訪問。

そして、大学の卒業論文の調査対象地としてミャンマー中部の遺跡観光地であるバガン(Bagan)を選び、2017年の8月に再訪して現地調査を行いました。

その現地調査の結果をnoteでまとめましたので、こちらのブログでもその内容についてご紹介していきます。

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現地調査の内容は、バガン遺跡の観光開発について

現地調査のの内容は「バガン遺跡の観光開発」についてです。

この内容で調査をした理由は、

  • ミャンマー政府が現在進行形で、観光立国化を模索していること
  • 中でもバガン遺跡群を、対外的に重要な観光地と見なしていること
  • 観光開発と絡め、バガン遺跡群の世界遺産登録を目指していること

という背景があり、その中で、こういったバガンで行われている政府主導の観光開発が、果たして現地住民に対してメリットを享受しているのかどうかを知りたかったからです。

リサーチクエスチョンと仮説

論文のリサーチ・クエスチョン(論文で解決していく疑問)は「バガンにおける観光開発は現地住民に対しどのような影響を与えたか」です。

また、リサーチ・クエスチョンに対する仮説として、「バガンでは観光開発によって一定の経済的恩恵を地域は受けてはいるが、同時に文化面で課題が生じている」という仮説をたてました。

 

note公開の背景

卒業論文の内容をnoteにまとめて公開した背景には以下の理由があります。

卒業論文は書いて提出して終わりじゃない

この記事を読んでいる大卒の方のほとんどは何かしらの論文や、それに準ずるものを卒業前に執筆したかと思います。

ですが、多くの人は書いて提出して無事に単位を貰えた後、それっきりになっていると思います。

せっかく自分の時間と労力を割いて一生懸命に執筆したのに、何だか少しもったいない気がしますよね。

少なくとも僕はそうでした。

僕が執筆した卒業論文は「バガンで行われている観光開発が現地住民に与えた影響」がテーマですが、正直に言うと、僕の研究内容はもっと多くの人にリーチさせるべきで、きっと少なからず誰かの役には立つと思いますし、そもそも研究ってそういうものです。

なので、どんな内容に問わず、きちんと論文を書いたのであれば、それは必ず公開しておく状態にあるべきというのが僕の意見です。

ウェブ上で公開するのに意味がある

時代はインターネットですから、紙媒体としてではなく、ウェブ媒体として残し、公開しておくことが大事だと僕は思います。

単純にウェブのほうが集客的の面でも強いですし、SNSとの相性が良いので、有効活用すれば自分の価値を効率よく他者へ提供することができます。

noteのようなシンプルなデザインで広告も出ないものであれば、アカデミックな内容の論文としての要素を残しつつ、ウェブ記事として載せることができるのです。

おそらく、PDFファイルとしてブログ記事の片隅に残しておくことよりも、現在ならnoteのほうが遥かに合理的な選択肢だと個人的には思います。

有料noteの練習にもちょうどいい

noteの魅力は有料にして記事を販売できることですよね。

有料noteの多くは、

  • 3か月でブログPV数10万を達成する方法
  • ブログで月5万円を稼ぐためのロールモデルを公開

のようなノウハウ系が多いですが、大学卒業したばかりの人には正直なところ、このような内容のnoteを執筆するのは割とハードルが高いと思います。

そこで、自分が直近で書いた卒業論文を有料noteにするのは、自分の腕試しとしても良い試みなのではないかと思います。

もちろん、無料で提供するのは読者目線で言えばありがたいことなのかもしれませんし、それがアカデミックなものである場合はなおさらかもしれません。

しかし、僕は研究者ではなく個人事業主という立場で生きている以上、「自分で培ったものは自分の商品として売る」という事業家として当たり前の行動を取るべきなのではないかと考え、今回は有料noteとして販売することにしました。

 

バガン遺跡の観光開発に関する調査について

有料で公開している部分は主に現地調査の質問およびその回答、そしてそれらに基づく考察になります。

現地調査は、自分の関心がある分野に関し、事前に文献を読む等して具体的な質問の内容を作成しました。

主に観光開発・開発途上国・文化遺産がテーマとなります。

文献調査で参考した書籍

noteでは内容を少し端折っているので、今回のnoteと必ずしも整合性があるわけではないですが、卒業論文で執筆したものに関しては、現地調査の前に以下の書籍を文献調査にて参考しました。

観光コースでないミャンマー(ビルマ)

ミャンマー全州、全地方域を訪れた経験のあるジャーナリストによるミャンマーの解説本です。バガンに関わるところをいくつか参照しました。

 

観光文化学-旅から観光へ

この書籍から、「観光がどのように形成されていくのか」「観光文化の形成」に関し主に参照しました。

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ケンブリッジ世界宗教百科

大きめの百科事典です。世界に数多くある宗教に関して深く知りたい方におすすめ。

論文では上座部仏教に関して参照しました。

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持続可能な観光と地域発展へのアプローチ

「持続的な観光とは何か」「観光が地域の発展に結びつくためにはどうあるべきか」を主なテーマとしている論文集になります。

 

地球の歩き方「ミャンマー(ビルマ)」2016~2017年版

バガン遺跡群を構成するパゴダや寺院に関しては、地球の歩き方が一番参考になったので、紹介しておきます。

ミャンマーに行く予定の方は一冊買って読んでおくと良いと思います。

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▼ちなみに、最新版(2019~2020年版)はこちらです。

 

途上国観光論

「開発途上国における観光」に関する論文集です。

 

文化遺産の保存と国際協力

観光とは少し内容がそれますが、文化遺産の保全に関する論文です。観光に文化遺産が利用されることの懸念といったことが少し書かれています。

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ミャンマーを知るための60章

ミャンマーのあらゆるテーマに関する論文を集大成させた一冊です。ミャンマーを研究する多数の日本人研究者が寄稿しています。

今後ミャンマーを研究したいかたはぜひ読んでおきましょう。

 

noteはこんな人におすすめ

長くなりましたが、最後に「今回のnoteはこんな人におすすめだよ」というところを書いておきます。

  • ミャンマーの観光開発政策に関心がある
  • ミャンマーが好きでミャンマーのことなら何でも深堀りしたい
  • バガンに行く予定で、現地で何が起きているのか現地目線で知りたい
  • バガンの現地住民がバガンの観光地化をどう思っているのかが気になる
  • 仏教遺跡(神聖な場所)に観光客が増えるのが良いことなのか疑問がある

とてもニッチな内容ですが、だからこそ、これらに該当する方にはおすすめの記事となっているので、ぜひ読んでみてください。

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