どうも、コロナ禍で国内旅行をめっちゃ楽しんでいるぐちを(@guchiwo_nomad)です。
宗谷岬に行きたいんやけど、日帰りで行けるん?
現地の観光情報をいろいろ知っておきたいわ!
この記事では、このような疑問にお答えしていきます。
- 稚内駅や稚内空港から宗谷岬へのアクセスを紹介
- 見どころ・食事処・ホテルなど宗谷岬の観光情報を紹介
日本最北端の岬である「宗谷岬」へ公共交通機関で行く場合、JR稚内駅から出ているバスを利用して日帰りするのが一般的です。
自分は2021年の7月に、バスを利用して現地を訪れました!
そこでこの記事では、宗谷岬への行き方を中心に、現地を訪れるなら知っておきたい観光情報を解説していきます。
ぜひ、宗谷岬への旅行の参考にしてみてください(^^)
▼YouTubeでも宗谷岬を紹介しています!
JR稚内駅から宗谷岬へのバスでの行き方
先述の通り、稚内の市内中心部から宗谷岬へ行く場合の拠点は「JR稚内駅」になりますので、まずはそちらのアクセス方法を詳しく紹介します。
稚内駅前ターミナルから宗谷岬へ行く場合(行き)
JR稚内駅前にある「稚内駅前バスターミナル」バス停から、宗谷バスの天北宗谷岬線(中頓別・音威子府方面行き)に乗車しましょう。
▼稚内駅前バスターミナルの場所
バスは稚内駅前バスターミナルの1番乗り場から発車します。
「宗谷岬」バス停で降りると、目の前が宗谷岬です。
バスの料金は片道1,420円になりますが、後述の往復割引券を利用するのがおすすめですね。
稚内駅前バスターミナル→宗谷岬の所要時間は片道50分となります。
バスの座席は進行方向の左側を選ぶと、移動中に宗谷湾の景色を楽しめますよ!
「宗谷岬」バス停の手前に「宗谷」バス停があります。間違えてここで降りないようにしましょう。
日帰りなら9:39発もしくは13:20発のバスのみ
稚内の街中から宗谷岬を日帰りで観光する場合は、稚内駅前バスターミナルを9:39もしくは13:20に出発するバスに乗らないといけません。
これは、宗谷岬から稚内駅に戻る帰りのバスは最終時刻が14:55となっているためです。
また、13:20のバスだと宗谷岬の滞在時間が45分と短いため、ゆっくり観光したい方は9:39発のバスを選ぶようにしましょう。
稚内駅前バスターミナル9:39発のバスで行き、宗谷岬14:55発で帰った場合の現地滞在時間は、約4時間半となります。
のんびり観光しても時間が余るので、ちょっと離れたところまで散歩したり昼食をゆっくり楽しむなどして滞在を楽しむといいですよ。
宗谷岬から稚内駅前ターミナルへ行く場合(帰り)
帰りは、「宗谷岬公園休憩所」の前にある「宗谷岬」バス停から「稚内駅前バスターミナル行き」のバスに乗車すればOKです。
▼バス停の場所
行きより少し時間がかかり、所要時間は58分となります。
進行方向右側の座席を選ぶと宗谷湾の景色を楽しめるので、おすすめですね。
最終バスは14:55発
ちなみに、宗谷岬→稚内駅の最終バスは14:55発となっています。
これに乗り遅れるとその日に稚内の街中に戻ることができなくなるので、乗りそびれることのないように注意しましょう。
バス時刻表
稚内駅⇆宗谷岬のバス時刻表をまとめたものが以下になります。
稚内駅発 | 宗谷岬着 | 宗谷岬発 | 稚内駅着 | |
---|---|---|---|---|
① | 7:21 | 8:26 | ||
② | 8:44 | 9:40 | ||
③ | 9:39 | 10:29 | 11:14 | 12:14 |
④ | 13:20 | 14:10 | 14:55 | 15:53 |
⑤ | 16:12 | 17:02 | ||
⑥ | 19:30 | 20:20 |
バスは1日4便しかないため、注意しましょう。
また日帰り観光するなら、③もしくは④の2便しか選択肢がありません。
日帰りなら往復乗車券を利用しよう
ちなみに、日帰りで旅行するなら、往復乗車券を利用するのがおすすめです。
通常片道1,420円(往復2,840円)のところ、往復乗車券なら1,280円(往復2,560円)になるので、トータル300円ほどお得になります。
往復乗車券は、稚内駅前バスターミナルの待合室にある窓口で購入できます。
往復乗車券は当日のみ有効です。そのため、宗谷岬で宿泊する際は使用できません。
稚内空港から宗谷岬へのバスでの行き方
稚内空港から宗谷岬に直通で行けるバスの定期路線は残念ながらないため、稚内空港からアクセスする場合は通常、以下のルートとなります。
稚内空港で「駅前バスターミナル」行きに乗車→「南駅前」で乗り換え→「宗谷岬」で下車
稚内空港に11:20に到着する「NH4841便(札幌発)」もしくは12:35に到着する「NH571便(羽田発)」であれば、当日中に空港→宗谷岬→稚内駅と移動することができます。
ただし、どちらも宗谷岬の滞在時間が45分と短いため、ゆっくり観光したい方は稚内で1泊して翌日に宗谷岬へ行くのがいいでしょう。
不定期で観光バスも運行
ちなみに、去年(2021年)までは空港→宗谷岬→稚内駅を1本で結ぶ「てっぺん観光バス」が観光客向けに運行されてました。
料金は2,000円と通常の交通費よりかなりお得で、宗谷岬の滞在時間も60分とそれなりの余裕があり、かなり使い勝手のいいバスではありました。
2022年の運行に関しては、残念ながらこの記事の執筆時点では情報がありません。
詳細は公式サイトよりご確認ください。
札幌・旭川から日帰りも可能!(おすすめはしません)
札幌や旭川から公共交通機関を利用して宗谷岬への日帰りも頑張れば可能です。
その場合、札幌駅を7:30、途中の旭川駅を9:00に発車する「特急宗谷(稚内行き)」に乗車する必要があります。
特急宗谷は稚内に12:40に到着するため、駅前バスターミナルを13:20に出発するバスに乗ることで、宗谷岬に14:10に着くことが可能です。
帰りは14:55に宗谷岬を出発するバスに乗車し、15:53に稚内駅に到着。
17:44に稚内駅を出発する「特急宗谷(札幌行き)」に乗車すれば、旭川駅には21:26、札幌駅には22:57に到着します。
稚内駅で2時間弱ほど待ち時間があるので、駅でお茶やお土産を買ったり、防波堤ドームやノシャップ岬など稚内の見どころを見に行ったりもできます。
ただいずれにせよ往復12時間以上のハードスケジュールになり、列車を逃すとマジで帰れなくなるので、あまりおすすめはしません。
せっかく遠いところから最北の宗谷岬を訪れるのであれば、最低でも現地で1泊する余裕を持った予定を組むのがいいでしょう。
稚内からレンタカーで宗谷岬へ行くなら
レンタカーで宗谷岬へ行く場合は、
・稚内空港
・稚内駅周辺
のレンタカーショップで車を借りるといいでしょう。
スカイチケットレンタカーで稚内市内の複数店舗を比較して最安を探せますので、ぜひご活用ください。
宗谷岬周辺の見どころ
ここからは、宗谷岬周辺の見どころを紹介します。
日本最北端の地の碑
宗谷岬の先端に建てられた記念碑です。
実際見てみると「まあこんなもんか」って感じですが、日本最北に来た記念にはなります。
間宮林蔵の碑
1809年にこの場所を訪れて樺太が島であることや、間宮海峡を発見した間宮林蔵の記念碑。
先述の日本最北端の地の碑のすぐそばにあります。
公共交通で来るのもそれなりに大変なのだから、当時の蝦夷地を冒険するのはとりわけ命がけであったと容易に想像できます。
宗谷岬流氷館
本物の流氷が展示されている施設で、柏屋の中に入ってます。
建物の中には他にも、食事処の浜磯や、お土産ショップがありますよ。
こちらで日本最北端到着証明書の発行(100円)もできますよ。
宗谷岬神社
最北の宗谷岬にある神社です。
もちろん、ここは日本最北の神社でもあります。
宗谷岬灯台
こちらは日本最北の灯台で「日本の灯台50選」にも選ばれています。
道内では納沙布岬(根室)、日和山(小樽)に次いで3番目に古い灯台で、明治18年(1885)9月25日に初めて点灯されたそう。
ただし、周囲にはロープが貼られていて、登ることはできません。
宗谷岬公園
小高い丘の上ある公園で、宗谷岬を一望できます。
祈りの塔や大岬旧海軍望楼など、歴史的な見どころも公園内にあります。
てっぺんドーム
宗谷岬のバス停から徒歩10ほどのところにある防波堤です。
全長265m、高さ7.6mの上下二層構造のダブルデッキ方式で1999年に着工、5年の歳月を経て2004年に完成しました。
「くじらくん」という、全国的にも珍しい高波警報装置を設置しているのが特徴ですね。
建築マニアの方は訪れてみるといいかもです。
宗谷岬周辺の食事処
続いて、宗谷岬周辺の食事ができるところを紹介します。
間宮堂
「宗谷岬に来たなら絶対に来るべき」とも言われている名店です。
名物は帆立ラーメン。
ただでさえ肉厚で美味しい北のホタテが、どどーんとあっさりスープのラーメンに投入されていて存在感を放ってます。
ラーメン以外には、「帆立のバター焼き」や生帆立とウニが入った「さしみ」もおすすめのお店です。
浜磯
宗谷岬流氷間が入る柏屋の中にある食事処です。
ホタテやイカの串焼き、焼きつぶ貝など、魚介系の軽食を味わえます。
ゲストハウス・アルメリア
宗谷岬公園から100メートルほど歩いたところにある食堂で、風車がある洋風の建物なのですごくわかりやすいです。
周囲では宗谷黒牛を放牧していて、お店の看板メニューにもなっています。
宗谷岬観光でおすすめのホテル・民宿
宗谷岬観光でおすすめのホテルと民宿も紹介します。
現地に宿泊する際は候補の1つとしてぜひ検討してみてください!
THE STAY WAKKANAI
THE STAY WAKKANAIは、JR稚内駅から徒歩1分という超便利な立地にある格安ホステルです。
宗谷岬へ向かうバスターミナルが目の前にあるので、アクセスが非常に良いです。
ドミトリールームもあるので、1人旅にも便利です。
水回りは共用ですが、そのぶん宿泊費を抑えらるので、おすすめの宿の1つになります。
天然温泉 天北の湯 ドーミーイン稚内
天然温泉 天北の湯 ドーミーイン稚内は、JR稚内駅からのアクセスも良く、観光の拠点におすすめです。
最北のドーミーインとして、温泉・サウナ・夜鳴きそばはもちろんのこと、朝食では海鮮丼のバイキングを楽しめる稚内らしいサービス内容となってます。
サフィールホテル稚内
サフィールホテル稚内は、稚内ではとりわけ知名度の高いシティ&リゾートホテル。
2020年に楽天トラベルのブロンズアワードにも選ばれているホテルです。
街中でひときわ高くて目立つその建物は、「稚内のランドマーク」と言っても過言ではありません。
稚内でちょっと贅沢な滞在を楽しむなら、ぜひとも泊まっておきたい場所ですね。
民宿 宗谷岬
宗谷岬で宿泊するなら、こちらの民宿宗谷岬が定番。
宗谷岬の先端から徒歩5分ほどの距離にあり、女将さんの気遣いよく、アットホームな宿です。
食事の口コミ評価も高いです。
お風呂とトイレは共同になるので、その点に問題がなければイチオシの宿と言えるでしょう。
全国各地から宗谷岬に行けるパッケージツアーもあります
ちなみに、宗谷岬を訪れるならパッケージツアーを利用するのもおすすめです。
ホテルや移動手段の予約はツアー会社のほうで代行してもらえるので楽チンですし、添乗員やガイドがつくツアーであれば、詳しい話を聞けるのでより深く現地のことを学ぶこともできます。
ツアー会社はたくさんありますが、どれにしようか迷っているのであれば、バスツアーに特に強いクラブツーリズムがおすすめ。
ツアー会社の中では格安なほうで、ツアーの種類も豊富なので、好みのツアーを探せる可能性が高いです。
試しに「宗谷岬」のキーワードで検索したところ、64件ものツアーを探せました(2022年7月時点)。
まとめ
以上、宗谷岬の行き方と観光情報についてまとめました。
宗谷岬に公共交通で訪れる場合は、稚内駅から路線バスで日帰りで行くことができます。
せっかく訪れるのであれば、稚内に1泊以上して宗谷岬以外にもいろいろ見て回るといいですよ。
先述で紹介したおすすめのホテルもぜひ参考にしてみてくださいね。
それでは、良い国内旅行を(^^)
コメント