どうも、コロナ禍で国内旅行をめっちゃ楽しんでいるぐちを(@guchiwo_nomad)です。
稚内に行きたいんやけど、どうやって行けるん?
現地の観光情報をいろいろ知っておきたいわ!
この記事では、このような疑問にお答えしていきます。
- 旭川・札幌・東京などの都市から稚内へのアクセスを紹介
- 稚内でおすすめの見どころと1泊2日のモデルコースを紹介
- おすすめのレストランやホテルなど、稚内の現地情報を紹介
上記について詳しく解説していきますので、旅行前の参考にしてみてくださいね(^^)
▼YouTubeでも稚内を紹介してます!
稚内ってどんなところ?
稚内 (わっかない)は、日本の最北端に位置する市で、宗谷地方の行政・経済の中心地です。
宗谷海峡をはさんで東はオホーツク海、西は日本海に面し、日本最北端の宗谷岬からわずか43kmの地にサハリン(旧樺太)の島影を望むことができる国境の街となってます。
最北端の街ってだけで気になるから1度は行ってみたいわ!
ちなみに、稚内の名称の語源は、アイヌ語の「ヤム・ワッカ・ナイ(冷たい水の出る沢)」なんだそうです!
そんな稚内は、ホタテやウニなど新鮮な海鮮をはじめとする魅力的なグルメが豊富。
市内からは利尻島・礼文島を行き来するフェリーも運行されているため、春〜秋の雪のない時期にかけて多くの観光客が訪れる街でもあります。
▼場所
稚内への行き方
各都市から稚内へのアクセスについて、移動手段含めて詳しく解説していきます。
旭川から稚内への行き方
まずは、道北の経済都市「旭川」から稚内への行き方を紹介します。
車の場合
旭川から稚内までは、車で4時間ほどになります。
レンタカーで訪れる場合は、旭川駅や旭川空港近くのレンタカーショップを利用すると便利です。
鉄道の場合
鉄道の場合は、JR宗谷本線で旭川→稚内と移動できます。
旭川駅からは札幌始発の特急宗谷が1日1便、旭川始発の特急サロベツが1日2便運行されていて、所要時間は3時間45分程度です。
特急を予約する際は、えきねっとでのWeb予約がスムーズで早期割引もあるのでおすすめですね。
ちなみに、普通列車(鈍行)は旭川から稚内まで直通の列車はほとんど存在せず、途中の名寄での乗り換えが大半となります。
トータルの所要時間も6時間以上かかるので、旅好きな方やマニア以外にはおすすめできません。
札幌から稚内への行き方
続いて、北海道の中心都市「札幌」から稚内までの行き方を解説します。
飛行機の場合
新千歳空港から稚内空港まで、全日空(ANA)が1日2便運行していて、所要時間は55分となってます。
便名 | 出発時刻(新千歳) | 到着時刻(稚内) |
---|---|---|
ANA4841 | 10:20 | 11:15 |
ANA4843 | 16:00 | 16:55 |
金額は時期にもよりますが、閑散期で片道10,000〜15,000円、繁忙期で片道2万円前後となります。
ANAマイルの特典航空券の場合は、片道5,000〜7,500マイル必要です。
飛行機を予約する際は、ANAの公式サイトもしくは格安航空券を探しやすくマイルとポイントの両方を貯められるエアトリを利用するのがおすすめ。
また、エアトリプラスなどで航空券とホテルをセットで予約すると安くなることもあるので、こちらもぜひチェックしてみてください。
車の場合
札幌から稚内までは、車で5時間ほどになります。
レンタカーは、
・札幌駅周辺
・新千歳空港
で借りるのが基本になるでしょう。
車移動はかなりの距離にはなりますが、留萌市〜羽幌町〜天塩町〜稚内市と抜ける道路は「日本海オロロンライン」と呼ばれていて、景色が最高に素晴らしいです。
時間かかるけど、ドライブ好きにはありやな!
鉄道の場合
鉄道(JR)の場合は、特急宗谷が1日1本、札幌と稚内を乗り換えなしで結んでいます。
札幌駅を7:30に発車し、稚内には12:40に到着するので、こちらも5時間ほどの所要時間ですね。
予約はえきねっとがスムーズで早期割引もあるので便利です。
東京から稚内への行き方
羽田空港から全日空(ANA)の直行便が1日2便、稚内空港まで運行しています。
所要時間は1時間50分です。
便名 | 出発時刻(羽田) | 到着時刻(稚内) |
---|---|---|
ANA571 | 10:35 | 12:25 |
金額は時期にもよりますが、閑散期で片道2万円前後、繁忙期で片道3万円前後となります。
ANAマイルの特典航空券の場合は、片道6,000〜9,000マイルが必要です。
飛行機を予約する際は、ANAの公式サイトもしくは格安航空券を探しやすくマイルとポイントの両方を貯められるエアトリを利用するのがおすすめ。
また、エアトリプラスなどで航空券とホテルをセットで予約すると安くなることもあるので、こちらもぜひチェックしてみてください。
上記以外の都市からの場合(大阪・名古屋・福岡など)
大阪・名古屋・福岡といった都市からは、稚内への直行便は運行されていません。
そのため、羽田空港もしくは新千歳空港での乗り換えが必須となります。
ピーチやジェットスターといったLCCや、スカイマークやAIRDOなどを利用すると経由地まで安く移動できることが多いので、エアトリなどでぜひチェックしてみてください。
稚内旅行で訪れたいおすすめ観光スポット
ここからは、稚内でおすすめの観光スポットを紹介していきます。
宗谷岬
日本最北端の地の碑がある宗谷岬は、稚内市内にあります。
稚内の中心部からは、JR稚内駅前のバスターミナルから出ているバスを利用し、50分程度でアクセス可能。
車の場合は、30分程度となります。
宗谷岬には最北端の碑以外にも、宗谷岬流氷館や宗谷岬公園などの見どころがあり、またホタテや宗谷牛といった絶品グルメを味わうことができます。
運がよければサハリンの島影を見ることもできるので、稚内に来たからにはぜひ訪れるといいでしょう。
ちなみに、宗谷岬は一般人が行くことができる日本の最北端であり、真の日本最北端は宗谷岬から肉眼で見える弁天島という無人島になります。
▼場所
ノシャップ岬
ノシャップ岬は、稚内の市街地からほど近い距離の場所にある岬です。
ノシャップという名前は、アイヌ語の「ノッ・シャム(岬がアゴのように突き出たところ)」が語源となっているそう。
ここでは晴れていれば利尻島や礼文島を望むことができ、また夕日の鑑賞スポットにもなっているため、ひと目見ようと訪れる観光客も多いです。
公共交通でのアクセスもよく、JR稚内駅前のバスターミナルから15〜20分おきに出ている「ノシャップ」行きのバスを利用することで、気軽に訪問ができます。
▼場所
ノシャップ寒流水族館
ノシャップ寒流水族館は、ノシャップ岬にある日本最北の水族館です。
北方系の魚を中心に120種類・1,300点が飼育・展示されていて、クリオネやイトウといった日本では北海道でしか見られない貴重な生物も見ることができます。
1番の見どころは、回遊水槽ですね。
イトウやカレイがぐるぐる泳いでいてちょっとシュールです。
ちなみに、敷地内には稚内市青少年科学館(わっかりうむ)も存在していて、チケットは共通券となっています。
▼場所
稚内港北防波堤ドーム
稚内港北防波堤ドームは、稚内港の北側にある巨大な防波堤です。
長さ427メートル・高さ14メートルの半アーチ式建築で、冬季の北西越波を防止するため1936年に建設されました。
稚内から旧樺太の大泊(現:コルサコフ)を結ぶ稚泊航路を整備する一環として整備されたもので、その歴史的な価値から北海道遺産にも指定されています。
古代ギリシア建築を彷彿とさせる70本の円柱は圧巻で、CMやドラマのロケ地としても利用されることがあります。
日本では他に類を見ない建造物なので、ぜひ立ち寄ってみましょう!
▼場所
JR稚内駅
日本最北端の鉄道駅であるJR稚内駅は、2011年に新駅舎が開業しており、近代的でオシャレな建物となってます。
駅舎は「道の駅わっかない」を含んだ複合施設となっており、観光案内所やお土産ショップ、映画館なども備わっています。
鉄道マニアでなくても楽しめる場所なので、観光目的で立ち寄ってみるのもいいでしょう。
▼場所
稚内副港市場
稚内副港市場は、稚内駅から徒歩15分ほどの距離にある市場。
魚介類や野菜を中心とした稚内の特産品や北海道のお土産を購入でき、館内では海鮮丼やソフトクリームなど食事も楽しむことができます。
施設内には稚内市樺太記念館もあり、樺太(サハリン)に関係する展示を見ることもできますよ。
▼場所
宗谷丘陵
宗谷丘陵は、宗谷岬の南に広がるなだらかな丘陵地帯です。
氷河期の地盤の凍結と融解の繰り返しによって作られた「周氷河地形」と呼ばれる地形で、その美しい景観は北海道遺産にも認定されています。
冬の厳しい寒さや強風によって高い木が育たないことから見晴らしがとても良く、利尻島やオホーツク海も望むことが可能。
丘の斜面には日本最大級のウインドファームがあり、真っ白い57基の大風車が並ぶ姿や、牛が放牧されている姿も印象的ですね。
約3キロ続くホタテの貝殻を敷き詰めたフットパスコース「白い道」も見どころの1つで、写真映えするスポットになっています。
▼場所
稚内公園
稚内公園は、稚内の市街地西側に広がる巨大な公園です。
稚内の街並みや宗谷湾が見渡せる場所で、無料のキャンプ場もあることから、市民の憩いの場になっています。
稚内のシンボル「氷雪の門」をはじめ、展望施設と郷土資料館が一緒になった「開基百年記念塔」や樺太犬にまつわる記念碑など、たくさんのモニュメントが公園内に存在します。
▼場所
利尻島・礼文島
利尻山(利尻富士)や利尻昆布で有名な利尻島や、日本最北端の有人島である礼文島へは、稚内港からフェリーで行くことができます。
両島の観光ベストシーズンは、花が咲き始める6月初めから雪が降る前の10月末頃まで。
雄大な自然やさまざまな動植物(固有種を含む)が見られるので、ドライブやハイキングにもってこいの島ですね。
日帰りはもったいない場所なので、稚内の観光とセットで訪れるのであれば、合計3〜4泊はしたいところです。
▼場所
稚内の観光モデルコース(1泊2日)
稚内を1泊2日で巡る場合の、観光モデルコースを紹介します。
あくまでも一例ですが、ぜひ参考にしてみてくださいね。
2泊以上する際は、利尻島や礼文島に行ってみるのもいいでしょう。
レンタカーのモデルコース
レンタカーで巡る場合のモデルコースです。
公共交通のモデルコース
以下は公共交通で巡る場合のモデルコースとなります。
レンタカーよりも行ける場所は限られますが、以下のルートだと効率よく周れるでしょう。
稚内でおすすめのホテル
稚内・宗谷岬観光でおすすめのホテルを紹介します。
現地に宿泊する際は候補の1つとしてぜひ検討してみてください!
THE STAY WAKKANAI
THE STAY WAKKANAIは、JR稚内駅から徒歩1分という超便利な立地にある格安ホステルです。
稚内空港やノシャップ岬、宗谷岬へと向かうバスのターミナルも目の前にあるので、アクセスが非常に良いです。
ドミトリールームもあるので、1人旅にも便利。
水回りは共用ですが、そのぶん宿泊費を抑えらるので、おすすめの宿の1つになります。
天然温泉 天北の湯 ドーミーイン稚内
天然温泉 天北の湯 ドーミーイン稚内は、JR稚内駅からのアクセスも良く、観光の拠点におすすめです。
最北のドーミーインとして、温泉・サウナ・夜鳴きそばはもちろんのこと、朝食では海鮮丼のバイキングを楽しめる稚内らしいサービス内容となってます。
サフィールホテル稚内
サフィールホテル稚内は、稚内ではとりわけ知名度の高いシティ&リゾートホテル。
2020年に楽天トラベルのブロンズアワードにも選ばれているホテルです。
街中でひときわ高くて目立つその建物は、「稚内のランドマーク」と言っても過言ではありません。
稚内でちょっと贅沢な滞在を楽しむなら、ぜひとも泊まっておきたい場所ですね。
稚内でおすすめの飲食店
ホテルに続き、稚内でおすすめの飲食店も紹介。
滞在中の候補の1つとして、参考にしてみてくださいね。
寿司竜
稚内で寿司と言えば寿司竜と行っていいほど、有名な人気店です。
決して安くはありませんが味は極上。
東京で同じクオリティーのものを食べたら倍はするので、さすがは現地ならではのコストパフォーマンスです。
特上寿司(2,500円)には稚内名物のバフンウニとムラサキウニ、ホタテやホッキ貝などが乗っているので、イチオシのメニューになります。
稚内駅からのアクセスも良く、カウンター席もあるので1人でも入れますが、繁忙期は予約客しか入れない日もあるようなのでご注意ください。
デノーズ
デニーズではなくデノーズです。
稚内で人気のレトロ洋食喫茶で、看板メニューはアメリカの家庭料理でもある「スラッピージョー」。
巨大なハンバーガーの上にミートソースとチーズを大量にかけた悪魔的な食べ物で、「カロリー?ノープロブレム!」な本場アメリカの本気を感じる逸品です。
実は、第二次世界大戦後から昭和47年までアメリカ軍が稚内に駐在してた時期があったようで、当時の米兵は初代オーナーが作る料理に癒されてたそうですよ。
食堂よしおか
稚内にはチャーメンという独自の麺料理があり、地元のB級グルメとなってます。
食堂よしおかは、チャーメンを提供する地元の居酒屋で、稚内駅からも近いのでお酒好きな方は訪れてみると良いでしょう。
チャーメン以外のメニューも充実していて、ウニ丼や刺身、おでんなども味わえます。
樺太食堂
樺太食堂は、ノシャップ岬の近くにある食堂です。
ウニをはじめとした海鮮丼が売りのお店で、ウニやイクラが大量に盛られた贅沢すぎるどんぶりを味わえます。
特に6〜8月はウニが旬なので、この期間に稚内へ来れれた際はぜひ立ち寄ってみるといいでしょう!
オープンは昼過ぎまでで、冬季は休業となるのでご注意を。
稚内の観光ガイドブック・パンフレット
稚内の観光については、旅行情報誌の「るるぶ」や「まっぷる」でも紹介されています。
紙のほかに電子書籍のKindleでも読め、またKindle Unlimitedの対象でもあるので、会員であれば読み放題。
新規登録なら30日間の無料体験で0円なので、この機会にKindle Unlimitedを利用してみるのもおすすめです。
ちなみに、観光パンフレットを取り寄せできるみんたびというサービスもあり、送料の負担のみで稚内観光協会の公式パンフレットを自宅まで郵送してもらえます。
情報収集用に、こちらを活用されてみるのもアリでしょう。
まとめ
以上、稚内への行き方と現地の観光情報を紹介しました。
日本最北の都市である稚内は、雄大な自然と美味しいグルメが味わえるサイハテの街。
見どころも多いので、ぜひ1度訪れてみてくださいね。
それでは、良い国内旅行を(^^)
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