という方向けの記事を用意しました。
- Grabがどんなアプリなのかざっくり紹介
- Grabのメリットを解説
- Grabの登録方法と使い方を解説
- Grabの注意点を解説
結論、東南アジアでタクシーを使うならGrabが断然におすすめです。
この記事を読むことでGrabのことがマルッと理解できるので、ぜひ参考にしてみてください(^^)
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Grabとは?

Grab(グラブ)とは、タクシー配車アプリのこと。
このアプリを使って一般人が運転する車をネットで手配でき、タクシーのように利用することができます。
同様のものとしてはUberが有名ですが、Uberは東南アジアでの事業をGrabに売却したため、東南アジアではこのGrabが広く普及しています。
現状では日本語対応はしておらず、利用には英語か利用できる国の現地語が必要です。
Grabが利用できる国と都市
Grabが利用できる国と都市はこちら。
2020年1月現在では、のべ8ヶ国でGrabを利用することができます。
- シンガポール(全域)
- マレーシア(クアラルンプール、ペナンなどの主要都市)
- インドネシア(ジャカルタ、スラバヤなどの主要都市)
- フィリピン(マニラ、セブなどの主要都市)
- タイ(バンコク、チェンマイなどの主要都市)
- ミャンマー(ヤンゴン、マンダレー)
- カンボジア(プノンペン、シェムリアップ)
- ベトナム(ハノイ、ホーチミンなどの主要都市)
Grabで呼べる車の種類
Grabで呼ぶことたできる車の種類は様々あります。
細かく分けると本当に豊富な種類がありますが、代表的なものは下記。
1. JustGrab

JustGrab(ジャストグラブ)は、一般の自動車を手配できる最もポピュラーな使い道です。
料金は事前に決まる固定制となっていて、1番近くの自動車を手配してもらえます。
ただし、人気が高いプランなので、混雑時はなかなか車が手配できないor到着までに時間がかかることもあります。
2. Grab Taxi

いわゆる通常のタクシーを手配できるのがこのGrab Taxi(グラブタクシー)です。
通常のタクシーなので、料金は変動制となります。
3. GrabCar
GrabCar(グラブカー)ではJustGrabよりもワンランク上の車を手配できます。
料金は固定制で、JustGrabよりも価格が上がります。
4. GrabCar Premium
こちらのGrabCar Premium(グラブカー プレミアム)は、GrabCarよりもさらに上の高級車を手配できます。
GrabCarよりもさらに価格が上がります。
5. GrabBike

タイ・ベトナム・インドネシア等では、GrabBike(グラブバイク)を利用してバイクを手配することもできます。
料金は固定制で自動車(JustGrab)よりも安いですが、2人乗りとなるので慣れてない人は少し危ないです。
6. GrabTukTuk

カンボジアなど、国によってはGrabTukTuk(グラブトゥクトゥク)でトゥクトゥク(三輪のバイクタクシー)を手配することも可能。
料金はバイクよりも高く、自動車よりも安いです。
Grabを使うメリット
東南アジアでGrabアプリを使うメリットは下記ですね。
料金が事前に決まるのでぼったくりの心配がない
まず第一に、料金が事前に決まるサービスなのでぼったくりの心配がありません。
Grabが普及する前までは、東南アジアでは
- 外国人は現地の相場よりも値上げ
- メーターをあえて使わない
といったぼったくり避けるための交渉が必須でしたが、Grabではその面倒なやり取りが一切必要ありません。
そのため、Grabの登場によって安心して現地のタクシーを利用できるようになりました。
クレジットカード払いが可能なのでスムーズ

料金が事前に決まるのに加え、Grabでは利用代金のクレジットカード払いも可能です。
利用時に現金のやり取りが必要ないため、よりスムーズにタクシーを利用することができます。
自動翻訳機能があるのでドライバーとのやり取りが便利
Grabにはドライバーとのやり取りをチャットでできる機能があるのですが、そのチャット機能には「現地語→英語」また「英語→現地語」の自動翻訳機能が搭載されています。
これにより、例えば
- 具体的な自分の居場所をドライバーに共有する
- 荷物が多いことをドライバーに伝える
といった際においても、チャットの自動翻訳機能を使って英語が使えないドライバーとの意思疎通が可能。
ちなみに、目的地はGrabのナビゲーション機能があるので、わざわざ行き先を事細かに伝える必要もないとても便利なアプリです。
Grabの登録方法
ここからは、Grabの登録方法を具体的に解説していきます。
1. Grabのアプリをダウンロード
まずはGrabのアプリをダウンロードしましょう。
iOS、Androidの両方に対応しています。

2. アカウント情報を登録をする
アプリをダウンロードしたら、次にアカウント情報を登録します。
登録は、
- Facebookアカウント
- Googleアカウント
- 電話番号
の3種類から行えます。
電話番号は、現地SIMカードの番号でOKです。
このアカウント情報の登録が完了した段階で、現金でのGrab利用が可能となります。
3. クレジットカード情報を登録
Grabでクレジットカード払いを利用したい場合は、クレジットカード情報の登録が別途必要です。
クレジットカード情報の登録はGrabの利用可能エリアでしか行えず、日本での登録はできません。
なので、クレジットカードの登録は必ず現地で行う必要があります。
登録方法は下記です。
- Grab手配画面の「Cash」をタップ
- 「Add Payment Methods」をタップ
- 「Add New Card」をタップ
- カード番号・有効期限・CVVコード(カード裏面の3桁or4桁の番号)・カード発行国を入力し、「Save」をタップして完了
ちなみに、最後の登録時に「Set as primary」をONにしておくと、最優先するクレジットカードとしての登録ができます。
これにてクレジットカード登録は完了で、Grabでのクレジットカード払いができるようになりますよ。
Grabの使い方
それでは、Grabの使い方について下記で詳しく解説していきますね。
最初だけ少し難しいところもありますが、慣れれば簡単です。
1. 現在地と行きたい場所を指定
まずはGrabの手配画面で、自分の現在地と行きたい場所を指定します。
現在地は最初自動で指定されますが、ズレていることがあるのでその場合は自分で設定し直す必要があります。

今回はバンコクのプロンポン地区にある「エンポリアム・ショッピングモール(The Emporium)」からGrabを手配しましたが、このように有名な施設にいる際は自動で「Welcom to 〇〇」と表示されることもありますよ。

僕はこの時、スクンビット・ロード側の「Dior Exit」にいたので、その場所を「Confirm Pick-Up Point」をタップして指定。

また、行きたい場所は「I’m going to…」をタップ入力して指定できます。
僕はこの時「ルンピニー公園(Lumphini Park)」に行きたかったので、以下のようにアルファベットで入力。

「lum」までの入力でルンピニー公園が表示されたので、この時は1番距離の近いゲートを指定しました。
有名どころであればあるほど、入力は手間要らずな印象ですね。
現在地と行きたい場所の指定が完了したら、左上の「〉」をタップして戻ります。
2. 車の種類と支払い方法を選ぶ
次に呼ぶ車の種類を選びます。
右に値段と到着時間の目安が表示されるので、好きなものを選びましょう。
基本的に最初は「JustGrab」が指定されています。

車種を変更する際は、まず中央右の「View All」をタップしましょう。

このように様々なプランが表示されるので、好きなものを指定すればOKです。

また、支払い方法が「Cash(現金)」となっている場合でクレジットカード払いに変更したい人は、左側の「Cash」をタップします。

事前に登録しているクレジットカードがあればそちらをタップ、初めての場合は「Add Payment Methods」から登録すればOKですね。
ちなみに、国によってはPayPalでの支払いも可能となっています。

この時はちょうど渋滞の時間と重なっていたため、僕はバイクを選びました(渋滞の時はバイクが1番早いので)。
ちなみに、「Promo」をタップすることで、割引クーポンが使えるかどうかの確認ができます。

僕はこの時、運良くバイクで使える割引クーポン(翌日失効のもの)を利用することができました。

タップすると詳細を確認できるので、特に問題がなければ「Use Now」をタップ。

無事に割引が適用されて、54バーツ→39バーツになりました。
ここまで完了したら、あとは「Book」を押してGrabドライバーを呼びます。
3. Grabドライバーを呼ぶ

上記画像は、Grabドライバーを実際に探している時の画面です。
混雑時はなかなか捕まらないこともありますが、基本は5〜10秒くらいで近くのGrabドライバーを探してくれますよ。

ドライバーが確定したらドライバーの顔写真・車の車種・車のナンバーが表示されるので、待ち合わせの際に使うことができます。
4. Grabドライバーが到着するまで待つ
Grabドライバーが到着するまで待ちます。
基本は5分以内に来てくれることが多いですが、混雑時や場所によっては10分ほど待つ場合もありますね。

この間にチャット機能でドライバーとのやり取りができるので、伝えたいことがある場合はこの段階で伝えておきましょう。

また、このようにドライバーから直接電話が来る場合があります。
ラチがあかない時は自動翻訳チャットを利用するか、GPSに頼って来てもらうor近場まで来てもらえたらこっちから行くしかないですね。
5. ドライバーの車に乗車し、目的地まで移動
Grabドライバーが到着したら、そのまま車に乗車すればOKです。
あとは目的地までの快適な旅をお楽しみください。

6. ドライバーの車から降り、ドライバーを評価
スクショ忘れてしまいましたが、目的地に到着したら車から降り、あとはアプリでドライバーの評価を5段階で行えば完了となります。
特に何も問題がなければ星5にしておきましょう。
また最近ではチップ機能も搭載されたので、ドライバーの対応がすごく良かった時は気持ちチップをあげるのも良しです。

Grabを利用する際の注意点
最後にGrabを利用する際の注意点を解説します。
利用時にはインターネット環境が必要

Grabを利用するには、現地の外でも使えるインターネット環境を確保する必要があります。
海外でインターネットを利用するなら
- SIMカード
- レンタルWiFi
のいずれかがおすすめなので、必ず用意しておきましょう。
キャンセル料が発生する場合がある
Grabではドライバーが確定した後でも5分以内であれば無料でキャンセルすることもできますが、5分以上経つとキャンセル料が発生します。
また、ドライバーが到着してから10分以上が経つとキャンセルされてキャンセル料が発生してしまうので、利用の際はご注意を。
キャンセルを繰り返すと一定期間の利用ができなくなる
加えて、キャンセルが規定回数を越えると一定期間のGrab利用ができなくなります。
なので、不必要なキャンセルは避けるようにしましょう。
たまにドライバーからキャンセルを頼まれることもありますが、基本的には交渉して来てもらうようにするべきです。
まとめ:Grabで東南アジア旅行を快適にしよう!

以上、東南アジアの必須アプリGrabについてまとめました。
Grabの利用は最初だけ少しややこしいところもありますが、1度慣れてしまえば簡単です。
Grabを使うことで東南アジア旅行が一層快適になるので、ぜひこの機会にGrabを活用してみてください(^^)

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