という方向けの記事を用意しました。
結論を先に言うと、JCB CARD Wは海外旅行でもお得ですが、どちらかと言えば国内での利用にメリットがあるクレジットカードです。
- 年会費無料のJCBオリジナルカード
- ポイント還元率が1.0%と高い
- 海外の一部の国で優待割引あり
- 海外旅行保険・ショッピング保険が付帯
- 国内の提携店でポイント最大10倍
今回はそんなJCB CARD Wのメリットや具体的な特典について、海外旅行での視点をメインに詳しく解説していきます!
また、記事の後半では
- 海外旅行だけでなく国内でも使えるのか?
- デメリットはあるのか?
についても深堀りしていきますので、ぜひ申し込み前の参考にしてもらえると嬉しいです(^^)
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JCB CARD Wの特徴とは?

JCB CARD W(ジェーシービーカード ダブル)は、株式会社ジェーシービー(JCB)が発行するクレジットカードです。
39歳以下が申し込める若年層向けのカードとなっていて、作成後は40歳以降も継続して持つことができます。
▼JCB CARD Wの基本情報
年会費 | 無料 |
---|---|
国際ブランド | JCB |
旅行保険 | 海外:最高2,000万円(利用付帯) |
ポイント | 1,000円=2P(OkiDokiポイント) |
マイル交換レート | JAL & ANA & スカイ:500P → 1,500マイル |
年会費はずっと無料
JCB CARD Wの年会費は永年無料で、JCBのオリジナルカードの中では珍しく年会費のかからないクレジットカードです。
保有者であれば40歳を超えてももちろん年会費無料です。
国際ブランドはJCB
JCBのクレジットカードであるため、国際ブランドはJCBのみとなっています。
そのため、VISAやMastercardのクレジットカードと合わせてサブで持っておくのがおすすめですね。
基本のポイント還元率は1.0%
JCB CARD Wは、他の一般的なJCBオリジナルカードと比べてポイント還元率が高く、常に2倍となっています。
カードでの買い物1,000円(税込)につき2ポイントがもらえ、1ポイントの価値は5円なのでポイント還元率は実質1.0%になる計算です。
また、月間のトータルの利用金額に対してポイント還元が付与されるので、1,000円未満の買い物でもポイント還元の対象となるので安心です。
ちなみに、JCB CARD Wの利用でもらえるポイントはOkiDokiポイントというものになります。
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JCB CARD Wの海外旅行におけるメリット
ここからは、JCB CARD Wのメリットについて詳しく解説していきます。
まずは海外旅行に関連するメリットから。
一部の国で優待割引あり

JCB CARD Wを利用すると、海外の一部の国で割引や食事の無料提供などのJCB会員向けの優待が受けられます。
- アメリカ本土
- ハワイ
- グアム・サイパン
- カナダ
- オーストラリア
- ニュージーランド
- タヒチ・ニューカレドニアなど南太平洋諸国
- 韓国
- 台湾
- 中国
- 香港・マカオ
- シンガポール
- タイ
- インドネシア
- ベトナム
- マレーシア
- イギリス
- フランス
- ドイツ
- スペイン
- イタリア
- スイス
詳しくは、たびらばというJCB会員向けのサイトを利用することで調べられます。
また、たびらばではエクスペディアやベルトラといった旅行系予約サイトの割引キャンペーンも行われていることがあるので、海外旅行好きの人はこちらも要チェックですね。
海外旅行保険が付帯

JCB CARD W には、最高2,000万円補償の海外旅行傷害保険が付帯されています。
▼JCB CARD Wに付帯する保険の内容
内容 | 補償金額(最高) |
傷害死亡・後遺障害 | 2,000万円 |
傷害治療費用 | 100万円 |
疾病治療費用 | 100万円 |
携行品損害 | 20万円(自己負担3,000円) |
賠償責任 | 2,000万円 |
救援者費用 | 100万円(1年間の限度額) |
航空機遅延費用 | ー |
ロストバゲージ費用 | ー |
キャッシュレス診療 | 可能 |
国内旅行保険 | ー |
ショッピング保険 | 100万円(自己負担10,000円) |
保険会社 | 損保ジャパン日本興亜(株) |
(参考:JCBカードのおすすめ保険)
海外旅行保険で最も利用頻度の高い
- 傷害治療費用
- 疾病治療費用
の2点が100万円までの補償と少し物足りないですが、年会費無料のカードなので付帯されているだけでも嬉しいですね。
ただし、JCB CARD Wの海外旅行保険は利用付帯であるため、その点はご注意を。
クレジットカード海外旅行保険の利用付帯とは?
旅行費用(ツアー代・交通費など)をクレジットカードで支払うことにより、そのクレジットカード付帯の海外旅行保険が適用される仕組み。基本的には日本で事前に決済しておく必要があるが、一部現地での交通費等の決済でも適用されるものがある。
海外利用のみショッピング保険も付帯

また、海外でのショッピング保険もJCB CARD Wには付帯されています。
こちらは最高100万円までの補償で、購入した商品が購入日から90日以内に偶然の事故によって破損・盗難にあった場合に補償されます。
ただし、自己負担金として1事故につき10,000円が必要です。
また、以下に該当するものはショッピング保険の対象にはならないのでご注意を。
- 船舶、航空機、自動車、原付、自転車、ハンググライダー、サーフボード、セーリングボードおよびこれらの付属品
- 義歯、義肢、コンタクトレンズその他これらに類するもの
- 動物及び植物
- 現金、手形、小切手、その他有価証券、印紙、切手、乗車券等、旅行者用小切手およびあらゆる種類のチケット
- 稿本、設計書、図案、帳簿その他これらに準ずるもの
- 自動車電話、携帯電話(スマートフォン)およびこれらの付属品
- 食料品
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JCB CARD Wの国内におけるメリット
続いて、日本国内でのメリットを解説していきます。
ポイント還元率はいつでも2倍
JCB CARD Wのポイント還元率は、一般のJCBオリジナルカードと比べていつでも2倍(還元率1.0%)と高く設定されているため、ポイントが非常に貯まりやすいお得なクレジットカードです。
単純に日頃の決済に利用するだけで、節約ができます。
提携店ならポイント還元率は最大10倍
また、提携する店舗での利用であれば、ポイント還元率は最大で10倍となります。
ジャンル | 店舗 | ポイントアップ率 |
スーパー・コンビニ | セブンイレブン | 3倍 |
スターバックス | 10倍 | |
グルメ | モスバーガー | 2倍 |
一休.comレストラン | 3倍 | |
ワタミグループ | 3倍 | |
ドミノ・ピザ | 2倍 | |
ネットショッピング | Amazon | 3倍 |
楽天市場 | 2倍 | |
Yahoo!ショッピング | 2倍 | |
家電 | ビックカメラ | 2倍 |
ファッション | 洋服の青山 | 5倍 |
百貨店 | 小田急百貨店 | 3倍 |
京王百貨店 | 3倍 | |
高島屋 | 3倍 | |
ガソリン | 出光昭和シェル | 2倍 |
トラベル | ニッポンレンタカー | 2倍 |
オリックスレンタカー | 6倍 | |
タイムズパーキング | 2倍 | |
JCBトラベル | 2倍 | |
ホテル椿山荘東京 | 5倍 | |
箱根小涌園 天悠 | 2倍 | |
箱根小涌園ユネッサン | 2倍 |
さらに詳しくは以下の公式サイトをどうぞ。
スターバックスのポイント10倍は特に大きい

提携店舗の中でも、スターバックスのポイント10倍は、実質10%OFFになるので特に大きいですね。
こちらはスターバックスカードへのオンライン入金・オートチャージが対象となります。
セブンイレブンのポイント3倍も地味に嬉しい

また、セブンイレブンのポイント3倍も地味に嬉しい特典だと思います。
こちらは
- カードでのクレジット払い
- QUICPay
のどちらも対象です。
Amazonは公式のクレジットカードよりも実はお得

Amazonでのポイント3倍に関しては、実はAmazon公式の年会費無料クレジットカード「Amazon Mastercard クラシック」よりもポイント還元率でお得となります。
- Amazon Mastercard クラシック(プライム契約なし):1.5%
- Amazon Mastercard クラシック(プライム契約あり):2.0%
- JCB CARD W:2.0%
Amazo Mastercad クラシックは年に1回以上利用すれば年会費無料ですが、JCB CARD Wなら年会費はずっと無料。
なので、Amazonをそれほど利用しない人であればJCB CARD Wのほうが余計な年会費がかかるリスクも少ないのでよりお得です。
QUICPayが利用可能

JCB CARD WはQUICPayと紐づけての利用ができます。
そのため、わざわざクレジットカードを財布から出さないでスマホからQUICPayでのスムーズな支払いが可能です。
もちろんQUICPayでの支払いもちゃんとポイント還元の対象となるので、JCB CARD Wを持つならQUICPayと合わせて利用するのがおすすめですね。
ETCカードの発行が無料でポイント還元率も同じ

JCB CARD Wは年会費絵年無料のカードであるにも関わらず、ETCカードの発行も無料となります。
しかもETCカードの年会費のほうも無料で、ポイント還元率も同じ。
- 本カードの年会費が無料
- ETCカードの発行手数料・年会費が無料
- ポイント還元率1.0%
と三拍子そろったクレジットカードは非常に珍しいので、ETCカードの発行を目的にJCB CARD Wを作ってみるのも実はアリです。
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JCB CARD Wのデメリット
ここからは、JCB CARD Wのデメリットについて解説しますね。
40歳以上は申し込みができない
JCB CARD Wは39歳以下が申し込めるクレジットカードなので、既に40歳を超えている人は申し込みができません。
40歳を超えている人でJCBのオリジナルカードが欲しい場合は、JCB CARD Rという年会費無料のリボ払い専用カードか、年会費のかかるJCBの一般カードへの申し込みとなります。
紙の明細書は発行できない
JCB CARD Wでは紙の明細書の発行はできず、明細の確認はネット上のみとなります。
ただ、このカードに申し込める10〜30代の人であればネットにそれほど抵抗はないと思うので、ちょっとしたデメリットに過ぎないでしょう。
JCBスターメンバーズは対象外
JCB CARD Wの利用者は、JCBスターメンバーズの対象外となります。
JCBスターメンバーズとは?
JCBカードを年間30万円以上利用すると翌年にポイントボーナスがもらえる制度。
ただし、JCB CARD Wはそもそものポイント還元が他のJCBオリジナルカードの2倍なので、あまり気にしなくてもOKです。
JCBなので海外では使えないことも多い
JCBの国際ブランドは、VISAやMastercardと比べると海外での普及率が高くないので、JCB CARD Wだと海外での支払いができないことも多いです。
なので、JCB CARD Wを海外で利用する場合は、あくまでもサブカードとして持っておくのがおすすめですね。
海外旅行保険はこのカード1枚では不十分

JCB CARD Wに付帯する海外旅行保険は、傷害治療費用と疾病治療費用が最高100万円補償と金額が少なめなので、このカード1枚で海外旅行に出るのは不十分です。
エポスカードなど、海外旅行保険が自動付帯となるクレカと組み合わせることで、補償金額を増やすのをおすすめします。

海外キャッシングにはあまり向かない

JCB CARD Wの海外キャッシングに関しては、電話での繰上げ返済が可能など多少の魅力はありますが、1番おすすめのカードとは言えません。
海外キャッシングでは、セディナカードというクレジットカードが最もお得なので、こちらを利用することをおすすめします。
▼セディナカードの海外キャッシングについて詳しくはこちら

JCB CARD Wの評判
JCB CARD Wの評判をピックアップしてみました。
▼参考ツイート
クレジットカードを作るなら、今年中であればJCB CARD Wが得
・入会後3ヵ月間の利用は年末までポイント10倍
・スマホ決済で20%を上限1万までキャッシュバック(12月15日まで)短期間だけどこれだけお得になるクレジットカードはなかなかないかも
— アキさん@クレカメディアの新人編集者 (@Creview1) November 20, 2019
JALカードよりもJCB CARD Wの方がお得じゃね?
— Hell!! キチ|K-Yuki (@0831_hellyuuki) February 16, 2019
やはり、ポイント還元率の高さを推す声が目立ちました。
海外に関するものだと以下です。
▼参考ツイート
JCB CARD Wは海外で使ってもポイント常時2倍だぜ!ただしJCBブランドが弱い
— @mybigmouth1997 (@mybigmouth1997) April 11, 2018
JCBのサイト「たびらば」は有益で便利。早めに確認しておけば、行きたいお店を日本で予約できるし、割引情報もある。
— むさささびー (@musasasabii24) January 22, 2018
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女性向け特典が加わったJCB CARD W plus Lも

ちなみに、女性であればJCB CARD WではなくJCB CARD W plus Lというクレジットカードがおすすめ。
こちらはJCB CARD Wに
- 女性向けの割引・優待があるLINDAリーグ
- 選べる女性向けの保険「お守りリンダ」
- 女性向けの疾病保険
など女性向けの特典が加わったカードになります。
デザインも可愛らしくなってますし、こちらも年会費無料のクレカなので、女性の方はぜひこのカードを申し込むと良いでしょう。
まとめ:JCB CARD Wは海外より国内でのメリットが際立つが、年会費無料なので発行に損なし

以上、JCB CARD Wの特徴やメリット・デメリットについてまとめました。
上記でも解説した通り、どちらかと言えば海外よりも国内でのメリット(特にポイント還元)が際立つクレジットカードになります。
海外利用の点であれば、
- JCB会員サイト「たびらば」での優待
- ショッピング保険
などサブカードとして保有がおすすめです。
年会費はずっと無料で持つことのリスクはほとんどありませんので、39歳以下の人はぜひ発行を検討してみると良いですよ(^^)
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