という方向けの記事を用意しました。
ミングォンの見どころや行き方、観光する際の注意点といった情報をひととおり共有していくので、旅行の参考にしてもらえると嬉しいです(^^)
ちなみに、サガインへ行くにはまずミャンマーの第2都市マンダレーへ行く必要があります。
また、マンダレーからミングォンへは現地オプショナルツアーを使って観光もできるので、この記事を読みつつ合わせて検討してみてください。
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ミングォンとはどんな場所?

ミングォン(Mingun)は、マンダレーからエーヤワディー川(イラワジ川)を挟んで対岸に位置する小さな集落で、「ミングン」と呼ばれることもあります。
▼ミングォンの場所
小さな集落沿いに巨大仏塔などが集結
ミングォンは小さな集落ですが、旧ビルマのコンバウン朝時代に建てられた巨大仏塔などが集結する場所です。
人々はのんびりしていて落ち着いた雰囲気ですが、仏教建築の壮大さには圧倒される場所となっています。
王朝の首都になったことは過去に1度もない
ミングォンは仏教建築が集まる場所ですが、同じマンダレー郊外のアマラプラ・インワ・サガインとは違い、過去に王朝の首都になったことはありません。
ですが、首都であったとしても驚かないくらい宗教都市のような様相があります。
ミングォンで観光におすすめの見どころ
さっそく、ミングォンでおすすめの見どころを紹介していきます。
ミングォン・パトドージー・パゴダ(Mingun Pahtodawgyi Pagoda)

ミングォン・パトドージー・パゴダ(Mingun Pahtodawgyi Pagoda)は、ミングォンで一番大きい仏教建築です。
1790年からレンガを積み上げる形で建設が始まったもので、完成すれば世界一大きい仏舎利殿になる予定でしたが、当時の資金不足などの理由により未完成のままになっています。
しかし、未完成とはいえ、その存在感はミングォンの中でも一際目立つ存在ですね。

ミングォン・パトドージー・パゴダの近くには、このパゴダの守り神とされるライオンの像があります(ライオンの面影はありませんが)。
ミングォン観光のハイライトとも言える場所なので、観光の際はぜひ立ち寄りましょう。
▼詳細情報
名称(英語):ミングン・パトドージー・パゴダ(Mingun Pahtodawgyi Pagoda)
住所:Mingun, Myanmar (Burma)
入場料:ミングォン入域料(5,000チャット)の掲示が必要
▼地図
シンピューメ・パゴダ(Hsinbyume Pagoda)

シンピューメ・パゴダ(Hsinbyume Pagoda)は、別名「ミャーテインタン・パゴダ(Mya Thein Tan Pagoda)」とも呼ばれる白亜の姿がとても美しい仏教建築です。
その美しさから、ミングォン・パトドージー・パゴダよりもむしろこちらを目当てにミングォンへ訪れる人もいるくらいです。
ミャンマーでも随一のインスタ映えスポットに数えられるので、観光客に非常に人気が高い場所となっています。
▼詳細情報
名称(英語):シンピューメ・パゴダ(Hsinbyume Pagoda)
住所:Mingun, Myanmar (Burma)
入場料:ミングォン入域料(5,000チャット)の掲示が必要
▼地図
ミングォン・ベル(Mingun Bell)

こちらのミングォン・ベル(Mingun Bell)は、約90トンもある立派な鐘で、本当かどうか知りませんが世界で3番目に大きいらしいです。
壮大さの点では先ほどのミングォン・パトドージー・パゴダやシンピューメ・パゴダに及びませんが、セットで訪れると良いですね。

鐘の内側を覗くことも可能で、やたら落書きが多かったです。
こちらはミャンマー人の観光客にも人気が高いように感じました。
▼詳細情報
名称(英語):ミングォン・ベル(Mingun Bell)
住所:Mingun, Myanmar (Burma)
入場料:ミングォン入域料(5,000チャット)の掲示が必要
▼地図
マンダレーからミングォンへの行き方と見どころの観光方法

マンダレーからミングォンへは
- ボートを利用しエーヤワディー川を渡る
- タクシーを利用しサガイン経由で陸路移動する
の2通りの行き方があります。
基本的に1日1往復のツーリスト・ボートを利用するのが一般的で、現地での滞在時間は2時間程度ですが、ミングォンの敷地は狭いので2時間で十分にこれらを観光することができます。
なお、ミングォンを観光する際には5,000チャット(約360円)を払い、サガインと共通の観光チケットを入手する必要があります。
チケットはミングォンの船着き場のすぐ近くの場所で買うことができますよ。
ボートやミングォンの観光チケット購入時にはパスポートチェックがあるので、忘れないように持参しましょう。
▼マンダレーからミングォンへの行き方について詳しくはこち

ミングォンの治安や観光の注意点
続いて、ミングォンの治安や観光で訪れる際の注意点について解説します。
ミングォンの治安は良好
2019年9月時点、外務省の海外安全ホームページではミングォンの危険度はレベル1(十分注意)となっていますが、観光する分にはいたって安全です。
パゴダ(仏教寺院)観光の際は現地の文化に配慮しよう

ミングォンにはいくつかパゴダ(仏教寺院)がありますが、そうしたパゴダを観光する際は現地の文化に配慮することが必須です。
具体的には、以下のルールを厳守する必要があります。
- パゴダ(仏教寺院)の敷地内は土足禁止
- 肩や膝上を露出する服装は禁止
- 仏陀の刺青が体に彫ってあるのは禁止
特に、土足禁止の文化は徹底されており、観光客が最も守らなければいけないルールとされています。
過去には外国人観光客が逮捕された例もあるので、必ず守るようにしましょう。
ミングォンでは過去に例はありませんが、対岸のマンダレーでは過去にオランダ人観光客が逮捕されています。
▼参考ツイート
【その他ミャンマーで有罪となった外国人観光客】
✅バガンの遺跡を故意に土足で歩き回ったロシア人女性(2017年8月)→懲役半年
✅マンダレーで仏教の講話を流すスピーカーを止めたオランダ人男性(2016年9月)→懲役3ヶ月
✅足に仏陀のタトゥーを掘っていたスペイン人男性(2016年7月)→国外退去 https://t.co/8UXkbf0Nu9
— ぐちを🇲🇲ミャンマートラベルブロガー (@guchiwo583) 2019年3月5日
▼ミャンマーの文化やマナーについて詳しくはこちら

ミングォンのホテル事情
ミングォンには外国人が宿泊可能なホテルは無いため、観光の拠点はマンダレー市内のホテルとなります。
気になる方は以下の記事でチェックしてみてください。
▼マンダレーの高級ホテルについて詳しくはこちら

▼マンダレーのゲストハウスについて詳しくはこちら

ミングォンの観光スポットを訪れる現地ツアー

ちなみに、マンダレー市内からミングォンを観光する際は現地オプショナルツアーを利用するのもおすすめです。
こちらは自力で行く場合と同じくツーリスト・ボートを利用しますが、マンダレー市内のホテル発着なので移動手段が少し楽になります。
特に、日本語ガイドをつけて歴史などをしっかり勉強したい人におすすめしたいプランです。
まとめ:マンダレー滞在中はミングォン観光がおすすめ

以上、ミングォンの観光情報まとめでした。
ミングォンはツーリスト・ボートで気軽に訪れることができるマンダレー郊外の観光スポットで、壮大なミングォン・パトドージー・パゴダやインスタ映えする白亜のシンピューメ・パゴダが特に人気です。
自力でも行けますが、ガイド付きで歴史などをしっかり学びたい人は現地オプショナルツアーを利用するのもアリですね。
マンダレー滞在中に、周辺のアマラプラ・インワ・サガインと合わせてぜひ訪れると良いですよ(^^)
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