治安・情勢

【2019年】ミャンマーの治安は良い?悪い?【実は旅行者に安全な3つの理由とその他の注意点】

元学生バックパッカーで現海外ノマド、海外では特にミャンマーが好きで他に50ヵ国くらい渡航経験ありのぐちを(@guchiwo583)です。

質問者さん
質問者さん
ミャンマーの治安って良いですか、悪いですか?紛争があって治安の悪さそうなイメージなのですが…。実際に旅行したことある人に詳しく聞きたいです。

という方向けの記事を用意しました。

僕はミャンマーを述べ3回訪れ、国内のあちこちをこれまで旅した経験がありますが、結論を言うと、ミャンマーは観光客が普通に旅行する分には安全な国です。

また、ミャンマーで危険な場所や、治安以外に注意するべきことも合わせてこの記事では共有していきます。

ぜひ旅行前に1度読んでみてください(^^)

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ミャンマーの治安は実はとても良い(一般的な観光地の場合)

もう1度繰り返しますが、ミャンマーは観光客が普通に旅行する分には安全な国です。

その理由は大きく3つあるので、以下で解説しますね。

理由① 国民の9割が敬虔な仏教徒

シュエダゴン・パゴダで祈る人々

ミャンマーは国民のおよそ9割が敬虔な仏教徒の国です。

もちろん人によって信仰心の度合いが違うので一概には言えませんが、多くのミャンマー人は功徳(くどく)を積むために一生を生きています。

功徳とは?

現世・来世に幸福をもたらすもとになる善行。

(引用:コトバンク

これはすなわち、「自分が生きている間に行う善い行為の積み重ねによって、極楽浄土への道がひらける」ということです。

そのため、盗みなど功徳に反する行為をしようとする人たちが、そもそも少ない印象を受けます。

ぐちを
ぐちを
実際、僕もミャンマーで危ない目にあったことはほとんどなく、むしろ外国人の旅行者に対してめっぽう優しいミャンマーの人々にいつも感謝するばかりです。

理由② 貧しい人も食いっぱぐれない

チャッカワイン僧院(バゴー)の托鉢

ミャンマーは貧しくても食いっぱぐれることのない社会システムが存在します。

それは、仏教の僧院がたくさん存在すること。

僧院は托鉢(たくはつ)という修行僧ではない仏教徒による金銭や食べ物の寄付によって成り立っています。

托鉢とは?

仏教僧が経文を称えながら鉢を持って人家を回り食べ物を乞うこと。

(引用:コトバンク

修行僧はそうした托鉢による施しを受けることができるので、基本的な衣食住が確保されます。

そのため、貧しい人からものをねだられたり、物を盗まれたりすることが他の外国と比べても格段に少ないです。

日常生活において寄付が盛んであることを象徴するように、ミャンマーは世界一寄付をする国となっています(少し古いデータになりますが)。

理由③ 政府が外国人観光客の安全管理にシビア

ヤンゴンのマハーバンドゥーラ公園

現在、ミャンマー政府は観光で国を発展させようと、外国人観光客を積極的に受け入れる政策を取っています。

そうしたこともあり、基本的には外国人観光客の安全管理について、政府はシビアです。

具体的には、外国人観光客を受け入れる場所とそうでない場所を明確に線引きし、情勢不安がある場所は外国人が立ち入らないように厳しく規制をかけています。

そのため、基本的には治安の安定した場所しか外国人はミャンマーを観光することができません。

 

ミャンマーで治安の悪い危険な場所とは?

ミャンマーにおいて情勢不安があり、危険な場所は以下の2地域があります。

詳しい情報については、外務省の海外安全ホームページを見てください。

①ラカイン州のバングラデシュとの国境付近

まず1つ目は、西部ラカイン州バングラデシュとの国境付近です。

こちらは、近年深刻化が著しいロヒンギャ問題が生じている場所になります。

ロヒンギャ問題とは?

ミャンマーにおいて、イスラム系少数民族のロヒンギャ族が国籍を与えられず、移動・結婚の制限、労働の強制、恣意的課税、財産没収など、さまざまな制約・差別・迫害を受けている問題。仏教徒のラカイン族との間で、死者を出す衝突が頻繁に発生している。

(引用:コトバンク)

▼こちらの動画も参考

現状ラカイン州においては、州都のシットウェおよび仏教遺跡の残るミャウー以北のエリア(マウンドー・ブディタウンなど)へは、外国人が立ち入ることができません。

問題をあまり大っぴらにしたくないミャンマー政府によって厳しい情報統制がこの地域では敷かれています。

シットウェ・ミャウーへの訪問も控えるべき(2019年8月現在)

外国人観光客がラカイン州において訪問できる地域は、州都のシットウェ(Sittwe)および仏教遺跡があるミャウー(Mrauk-U)までが最北となります。

しかし、これらの地域も2019年8月現在、訪問は控えるべきです。

なぜなら、ロヒンギャ問題に加えて仏教徒ラカイン族の武装勢力「アラカン軍(AA)」も、権利拡大を狙ってミャンマー政府軍と交戦状態にあるからです。

2019年3月10日には、シットウェ郊外で起きた襲撃により9人が殺害される事態となっています。

また、直近ではミャウーにおいても仏教遺跡の周辺で銃撃戦が起こるなど、非常に情勢が緊迫化しています。

②シャン州の北部・カチン州の西部にまたがるの中国との国境付近

もう1つはシャン州の北部・カチン州の西部にまたがるの中国との国境付近です。

こちらは、コーカン族自治区ワ族自治区といった少数民族が実質的に支配する地域があり、たびたび情勢が不安定化する地域になります。

また、カチン州においてもカチン独立軍(KIA)と政府軍が長年に渡ってたびたび戦闘状態となっており、特にライザー周辺では危険度が高くなっています。

 

治安の良いミャンマーで気をつけるべきこと

一部エリアを除けば治安の良いミャンマーですが、旅行するうえで気をつけるべきことがいくつかあります。

現地の仏教文化を尊重するべし

ブー・パヤー(バガン)で祈る人々

外国人旅行者に求められることですが、現地の仏教文化を尊重する必要があります。

パゴダ(お寺)を訪れる時は以下のルールを守りましょう。

  • 敷地内で靴を脱ぐ
  • 肩や膝下を露出しない
  • 女人禁制の場所に女性は立ち入らない
  • お祈りをしている人の邪魔をしない

政府として外国人を積極的に受けれている状態であるとはいえ、宗教(仏教)の冒涜に対しては外国人にも禁固刑や国外退去といった厳しい措置が取られることもあります。

▼詳しくはこちらの記事をどうぞ

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油っこい食事に注意

ミャンマー料理のモヒンガー

食に関してもミャンマーでは1つ注意点があります。

それは、ミャンマーの食事は非常に油っこく、胃もたれを起こしやすいことです。

また、衛生状態もあまりよくないので、お腹を壊すリスクはそれなりに高くなります。

必ず胃腸薬を携帯しておきましょう。

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治安は悪化傾向という情報もある

ミャンマーでは都市部で窃盗等の犯罪が近年増加しているというデータもあります。

これは、民主化後に市場経済化が急激に進み、貧富の差が拡大していることが理由に挙げられるでしょう。

ただし、警察が把握していなかった事件がどんどん公になっているとも言われているので、一概には何とも言えない状況です。

スリや窃盗は未だにほとんど起きない国ですが、基本的な安全対策は必要ですね。

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テロが起こる可能性もある

また、テロが起きる可能性も無きにしも非ずです。

幸いにもミャンマーで過去にテロに見舞われたことはほとんどありませんが、やはり万が一を想定しておく必要はあります。

外務省のたびレジでは最新の安全情報をメールで受け取れるほか、有事の際の対応もしてもらえるので、渡航前に必ず登録しておきましょう。

ぼったくりに注意

外国人相手のぼったくりは、場所によっては横行しているので注意が必要です。

ミャンマーは日常生活で値段交渉をするのが一般的な国なので、そうした文化のない日本人はカモにされやすいですね。

特に、バガンなど観光地のタクシードライバーは外国人の利用者に対してかなりの値段をふっかけてくる傾向があるので注意しましょう。

ヤンゴンでは事前決裁のタクシー配車アプリ「Grab」があるので、そちらを利用するのが無難です。

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交通事故に注意

スーレー・パゴダ(ヤンゴン)

治安よりも注意するべきと言っても過言ではないのが、交通事故です。

ミャンマーでは歩行者優先のルールは一切なく、基本的に車が優先となります。

幹線道路等、物凄いスピードで走る車も多いので、道路を渡る時は特に気をつけましょう。

横断歩道を渡る際は現地人の後ろについていくのがおすすめです。

野良犬やサルなどの動物に注意

ミャンマーでは、特に以下の動物をたくさん見かけます。

  • 野良犬
  • サル
  • ハト

 野良犬は都市や村を含めどこにでも生息し、サルは農村部、ハトは都市部に多いです。

野良犬は暑い日中は消耗していてそれほど危険を感じませんが、夕方になり涼しくなると活発に動き始めるので苦手な人は注意。

サルは食べ物を盗まれたりと、いたずらされることがあります。

また、ハトは上から落ちてくるものに当たらないように注意しましょう(特にヤンゴン)。

感染症に注意

ミャンマーでは感染症のリスクもあることを念頭に置きましょう。

蚊が媒介するデング熱マラリアは、ミャンマーでも発症する可能性があります。

蚊への対策は必須です。

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また、野良犬やサルなどの小動物に噛まれた際に発症する可能性があるのが狂犬病です。

こちらは万が一発症した場合は致死率がほぼ100%という非常に怖い病気なので、小動物に噛まれた際は必ず病院へ行って注射を行う必要があります。

そうした場合に備え、必ず海外旅行保険が付帯されたクレジットカードを持っておきましょう。

おすすめは年会費永年無料で保険が自動付帯(持っているだけで保険が適用)となるエポスカードです。

 

まとめ:ミャンマーは普通に旅行すればとても治安の良い国

以上、ミャンマーの治安について詳しく解説しました。

一部の国境地帯は例外ですが、外国人もよく訪れる都市や観光地の治安は総じて良好です。

ミャンマーの各地を1ヶ月ほど旅した僕でも、ミャンマーで物を盗られたり、危険な思いをしたことは一切ありません。

ミャンマー政府としても、外国人観光客に安全に旅行してもらおうと努力しているので、普通に観光地を旅行する場合は安全と言えるでしょう。

訪れる際は現地のマナーや文化を尊重し、基本的な海外旅行の安全対策を心掛け、快適な旅行を心掛けましょう(^^)