どうも、海外(特にミャンマー)が好きでミャンマーは複数回の渡航経験があるぐちを(@guchiwo_nomad)です。
ミャンマーのインワってどんなところなん?
おすすめの観光スポットとか訪れる時の注意点とか、いろいろ知っておきたいわ!
今回はこのような疑問をお持ちの方向けの記事を用意しました。
- ミャンマーの「インワ」がどんな場所か解説
- インワでおすすめの観光スポットを紹介
- インワの観光方法や旅行するうえでの注意点を解説
ミャンマーのマンダレー地方域にある古都「インワ」の見どころや行き方、観光する際の注意点といった情報を詳しくまとめていくので、旅行の参考にしてみてください!
ちなみに、インワを訪れるにはまず、ミャンマー第2都市のマンダレーに行く必要があります。
日本からマンダレーへの航空券は、エクスペディアで探すのがおすすめなので、ぜひ活用してみてください。
インワとはどんな場所?
インワ(Inwa)は、ミャンマー中部のマンダレー地方域(Mandalay Division)にある村のこと。
マンダレーの市内から南西方向に約20キロメートルの場所に位置してます。
▼インワの場所
14~19世紀まで栄えたマンダレー郊外の古都
インワは、14~16世紀にこの地域一帯を支配したシャン族が建てた王朝であるアヴァ朝(Ava Kingdom)の時代に、首都として発展しました。
その後の16~19世紀までは、ビルマ族が建てたタウングー朝(Taungoo Dynasty)、コンバウン朝(Konbaung Dynasty)の時代にも首都となっています。
1752年にはモン族の攻撃を受けて街は1度破壊されていますが、その後、コンバウン朝のアラウンパヤー王(Alaungpaya )によって復興しています。
そして、現在のインワにある歴史建築は、コンバウン朝時代の19世紀以降に建てられたものが大半です。
インワについて全く知らなかったけど、歴史のある古都なんやな〜
大地震によって衰退
1838年、インワに大地震が襲いかかり、甚大な被害をもたらしました。
1841年には、コンバウン朝のターラーワディ王によって近郊のアマラプラ(Amarapura)への遷都がなされ、インワはその後衰退します。
インワに当時あった王宮や市街地は、現在では畑や田んぼになってしまっている場所が多く、500年も都があったとは思えないほど寂れてしまっています。
ただし、一部の立派な寺院や仏塔や城壁などは今も残っていて、欧米のバックパッカーを中心に観光で訪れる人が少なからずいらっしゃいます。
大地震によって遷都を余儀なくされた過去があるんか…。
それでもいくつか歴史建築が残っているのは何よりですわ。
インワのおすすめ観光スポット3選
ここからは、インワのおすすめ観光スポットを紹介していきます。
観光スポットは要チェックやな!
気になるのがあればGoogleマップの「お気に入り」に追加しとこ!
マハーアウンミェ僧院(Maha Aungmye Monastery)
マハーアウンミェ僧院(Maha Aungmye Monastery)は、1818年のコンバン朝時代、バギドワ王の妻「ミー・ヌー」によって建てられた僧院です。
現地では妻の名前をあしらって「ミー・ヌー・オーク・チャウン(Me Nu Ok Kyaung)」とも呼ばれています。
当初は木造修道院でしたが、火災により被害を受けた後、レンガによって修復されました。
これにより、大地震の甚大な被害をまぬがれ、インワでは珍しい当時の姿をほぼ完全に残した建築物となっています。
かなり立派な僧院やな!
インワに来たら外せない観光スポットと言えるな!
ちなみに、内部はこのようになっており、ちょっとした迷宮のような雰囲気です。
▼詳細情報
▼場所
バガヤー僧院(Bagaya Monastery)
バガヤー僧院(Bagaya Monastery)は、チーク材をしようした木造の僧院で、コンバウン朝第7代のバジードー王により1834年に建立されました。
建物全体に、ミャンマーの伝統的な模様の彫刻が施されているのが特徴的です。
また、内部には14~19世紀にかけて作られた仏像500体が保管されてます。
▼詳細情報
▼地図
ナンミン・ウォッチタワー(Nan Myint Watch Tower)
ナンミン・ウォッチタワー(Nan Myint Watch Tower)は、1822年に当時のバージード―王によって建てられた監視塔です。
1838年の大地震により建物が傾いてしまい、現在はまるでピサの斜塔のようになっています。
かつては最上部まで登ることができたそうですが、残念ながら現在は立ち入り禁止となっています。
▼詳細情報
▼地図
インワ観光は馬車を利用するのがおすすめ
インワを観光で訪れるのであれば、観光用の馬車に乗ってゆっくりと見どころを巡るのがおすすめ。
馬車は、アマラプラとインワの間を流れる「エーヤワディー川の支流」を渡るボートの、インワ側の船着き場に待機しています。
インワは広範囲に観光スポットが点在しており、徒歩で巡るのは難しいのですが、馬車を利用すると効率良く観光スポットを回ることができます。
馬車観光は風情もあるので、観光の思い出にもなるな!
馬車は1台に2人まで乗れ、所要2時間ほどでインワの観光スポットを巡ります。
料金は10,000チャット(約700円)が相場。
遠方のローカタラピェ・パゴダまで行く場合は、1万5,000チャット(約1,050円)が相場となります。
インワの治安や観光の注意点
続いて、インワの治安や観光で訪れる際の注意点について解説します。
インワの治安は良好
2019年3月時点、外務省の海外安全ホームページではインワの危険度はレベル1(十分注意)となっていますが、観光する分にはいたって安全です。
過去に、外国人が凶悪犯罪に巻き込まれた事例は、僕の知る限りありません。
一部の観光スポットでは、マンダレー入域チケットの掲示が必要
先述のマハーアウンミェ僧院やバガヤー僧院など、インワの一部の観光スポットを観光する際は、マンダレー入域チケットの掲示が必要です。
マンダレー入域チケットの料金は10,000チャット(約720円)で、1枚持つことで有料の観光スポットを全て巡ることができます。
対象となる観光スポットを最初に訪れた際に支払って入手し、以後は携帯するようにしてください。
チケットを購入する際はパスポートチェックがあるので、忘れずに持参しましょう。
街灯が少なく夜は真っ暗になるので注意
注意点としては、インワは夜になるととても暗くなります。
そもそも外国人が泊まれるホテルはインワにはないので、絶対に夕暮れまでにはマンダレー市内へ戻るようにしましょう。
パゴダ(仏教寺院)観光の際は現地の文化に配慮しよう
インワにはいくつか「パゴダ」と呼ばれる仏教寺院がありますが、パゴダ観光の際は現地の仏教文化に配慮することが必須です。
具体的には、以下のルールを厳守する必要があります。
- パゴダ(仏教寺院)の敷地内は土足禁止
- 肩や膝上を露出する服装は禁止
- 仏陀の刺青が体に彫ってあるのは禁止
特に、土足禁止の文化は徹底されており、観光客が最も守らなければいけないルールとされています。
過去には外国人観光客が逮捕された例もあるので、必ず守るようにしましょう。
インワでは過去に例はありませんが、隣のマンダレーでは過去にオランダ人観光客が逮捕されています。
▼参考ツイート
【その他ミャンマーで有罪となった外国人観光客】
— ぐちを🌏 ガチ旅人なノマドワーカー🧑🏻💻 (@guchiwo583) March 5, 2019
✅バガンの遺跡を故意に土足で歩き回ったロシア人女性(2017年8月)→懲役半年
✅マンダレーで仏教の講話を流すスピーカーを止めたオランダ人男性(2016年9月)→懲役3ヶ月
✅足に仏陀のタトゥーを掘っていたスペイン人男性(2016年7月)→国外退去 https://t.co/8UXkbf0Nu9
マンダレーからインワへの行き方
インワを訪れるには、まずミャンマー第2都市のマンダレー(Mandalay)へ行きましょう。
マンダレー国際空港へは、タイや中国からの国際便が就航しています。
また、ミャンマー最大都市のヤンゴン(Yangon)からは飛行機・バス・鉄道を利用してマンダレーへアクセスが可能です。
マンダレー市内からインワへ訪れるには、日帰りでの観光が基本です。
移動方法はいくつか手段があるので、それぞれ比較しておきましょう。
インワ観光におすすめのホテル
インワには外国人が泊まれるホテルはないため、観光の拠点はマンダレー市内のホテルとなります。
まとめ:マンダレー滞在中はインワを観光しよう
以上、インワの観光情報を解説しました。
インワは大地震によって衰退した歴史を持つ、ミャンマーの由緒ある古都。
アクセスは少し悪いですが、当時の歴史建築が今も残る風光明媚な場所なので、マンダレーを訪れる際はぜひ足を運んで欲しいです。
それでは良いミャンマー旅行を(^^)
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