ミャンマーのサガインってどんなところなん?
おすすめの観光スポットとか観光の注意点とかいろいろ知っておきたいわ!
今回はこのような疑問をお持ちの方向けの記事を用意しました。
本記事の内容
- ミャンマーの「サガイン」がどんな場所か解説
- サガインでおすすめの観光スポットを紹介
- サガインの観光方法や旅行するうえでの注意点を解説
サガインの見どころや行き方、観光する際の注意点といった情報をひととおり共有していくので、旅行の参考にしてもらえると嬉しいです(^^)
ちなみに、サガインを訪れるにはまず、ミャンマー第2都市のマンダレーに行く必要があります。
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目次
サガインとはどんなところ?
サガイン(Sagaing)は、ミャンマー第2の都市マンダレーから南西に約15km離れた場所にある街です。
ガイドブックによっては「ザガイン」と表記されることもあります。
▼サガインの場所
サガイン地方域の州都
サガインは、マンダレーからエーヤワディー川を挟んだ対岸に位置し、地域的にはサガイン地方域(Sagaing Division)と呼ばれるところに属します。
サガイン地方域はとても広く、北部ではインドとも国境を接する地域です。
そして、そのサガイン地方域の州都がサガインとなります。
多くの仏塔や寺院が建てられている宗教都市
サガインの発展は、14世紀頃にこの地を統治したシャン族の王朝に由来します。
この王朝は近郊のインワへの遷都によって短命に終わりましたが、サガイン自体はその後何度か旧ビルマ王朝の首都にもなりました。
こうした歴史から、サガインは仏塔や寺院が乱立する宗教都市として発展し、マンダレーに次ぐエーヤワディー川中流域の政治・経済・交通の中心地にもなっています。
サガインのおすすめ観光スポット
ここからは、サガインのおすすめ観光スポットを紹介していきます。
サガイン・ヒル(Sagaing Hill)
サガイン・ヒル(Sagaing Hill)は、サガインにある丘の総称で、サガインを訪れたら素晴らしい眺めを見るためにマストで観光したい場所です。
丘の標高は約600メートル程度。
多数の寺院が建てられている巡礼地でもあり、とりわけ、上からの眺望は素晴らしいです。
そんなサガイン・ヒルへは、サガインの町からタクシー(バイクタクシー)でアクセスができます。
▼サガイン・ヒルの場所
ちなみに、サガイン・ヒルには複数の仏教建築が建てられています。
以下でその一部を紹介していきます!
ソンユーポンヤシン・パゴダ(Soon U Ponya Shin Pagoda)
ソンユーポンヤシン・パゴダ(Soon U Ponya Shin Pagoda)は、サガイン・ヒルの頂上にある仏教建築です。
建物はそれほど大きくありませんが、こちらから四方を眺望することができ、サガイン・ヒルからの素晴らしい眺望を楽しむことができます。
▼ソンユーポンヤシン・パゴダの詳細情報
名称(英語):ソンユーポンヤシン・パゴダ(Soon U Ponya Shin Pagoda)
住所:Sagaing, Myanmar (Burma)
入場料:サガイン入域料(5,000チャット)の掲示が必要
▼ソンユーポンヤシン・パゴダの場所
ウーミントンゼー・パゴダ(U Min Thonze Pagoda)
ウーミントンゼー・パゴダ(U Min Thonze Pagoda)は、先ほどのソンユーポンヤシン・パゴダがあるサガイン・ヒルの頂上から少し道を下ったところにある仏教建築です。
こちらのパゴダには50体以上もの仏像が並べられており、その光景は圧巻です。
▼ウーミントンゼー・パゴダの詳細情報
名称(英語):ウーミントンゼー・パゴダ(U Min Thonze Pagoda)
住所:Sagaing, Myanmar (Burma)
入場料:サガイン入域料(5,000チャット)の掲示が必要
▼ウーミントンゼー・パゴダの場所
サガイン・ヒルには他にもたくさんの仏教建築がありますが、こちらの2ヶ所が特に訪れるべき場所となります!
カウンムドー・パゴダ(Kaunghmudaw Pagoda)
カウンムドー・パゴダ(Kaunghmudaw Pagoda)は、サガイン・ヒルから5キロほど離れた場所にあるパゴダです。
スリランカのルワンワリサーヤ大塔をモデルに作られた、ミャンマーでは珍しいタマゴ形のストゥーパ(仏塔)を持つのパゴダです。
その歴史は古く、最初の建立は1636年で、完成までに12年の歳月を費やしたそう。
仏像だけでなく、ミャンマーの土着宗教であるナッ信仰やインドのヒンドゥー教の神様の装飾もあり、ミャンマー全土で見ても異彩を放ったパゴダとなっています。
ちなみに、見た目が女性の乳房に似ていることから、現地ではそのような愛称でも呼ばれているそうですよ(笑)
▼カウンムドー・パゴダの詳細情報
名称(英語):カウンムドー・パゴダ(Kaunghmudaw Pagoda)
住所:Sagaing, Myanmar (Burma)
入場料:サガイン入域料(5,000チャット)の掲示が必要
▼カウンムドー・パゴダの場所
サガインの治安や観光の注意点
続いて、サガインの治安や観光で訪れる際の注意点について解説します。
サガインの治安は良好
2019年9月時点、外務省の海外安全ホームページではサガインの危険度はレベル1(十分注意)となっていますが、観光する分にはいたって安全です。
過去に外国人が凶悪犯罪に巻き込まれた事例は、僕の知る限りありません。
観光スポットを巡る際は入域料の支払いが必要
サガインの一部の観光スポットを観光する際は、入域料を支払うことでもらえるチケットを掲示する必要があります。
入域料は5,000チャット(約360円)で、1枚持つことで有料の観光スポットを全て巡ることができます。
チケットを購入する際はパスポートチェックがあるので、忘れずに持参するようにしましょう。
夜は真っ暗になり野犬の活動が活発化するので注意
サガインの治安は良いですが、街中に街頭が少なく、夜道はとても暗くなるので注意が必要です。
また、涼しくなる夜間は野犬の活動も活発になるので、こちらにも注意しましょう。
万が一噛まれた場合は致死率100%の狂犬病を発症するリスクがあるので、必ず病院へ行って血清を打つようにしてください。
パゴダ(仏教寺院)観光の際は現地の文化に配慮しよう
サガインにはたくさんの仏教寺院(パゴダ)がありますが、こちらを観光する際、現地の文化に配慮することが必須です。
具体的には、以下のルールを厳守する必要があります。
パゴダ観光のルール
- パゴダ(仏教寺院)の敷地内は土足禁止
- 肩や膝上を露出する服装は禁止
- 仏陀の刺青が体に彫ってあるのは禁止
特に、土足禁止の文化は徹底されており、観光客が最も守らなければいけないルールとされています。
また仏教を冒涜する行為、それに相当するような行為は断じてNGです。
ミングンでは例はありませんが、対岸のマンダレーでは過去にオランダ人観光客が逮捕された例もあるので、注意しましょう。
▼参考ツイート