どうも、海外(特にミャンマー)が好きでミャンマーは複数回の渡航経験があるぐちを(@guchiwo_nomad)です。
バガンを観光するときの移動手段にEバイクってあるらしいけど、どんなやつなん?
利用方法や注意点を教えて!
この記事ではこのような疑問にお答えしていきます。
- バガンの遺跡観光でEバイクをおすすめする理由を紹介
- Eバイクのレンタル方法と注意点を解説
- Eバイクの利用をおすすめしない人についても紹介
結論を先に言うと、Eバイクは以下の人におすすめです。
・自由気ままにバガンの遺跡観光を楽しみたい人
・コスパ良くバガンで遺跡巡りをしたい人
上記について深堀りしていくので、バガン旅行を予定している方はぜひ参考にしてみてください(^^)
ちなみに、バガンの移動手段はEバイク以外だとタクシーや馬車などがあります。
また専用車チャーターや現地オプショナルツアーを利用してもバガン観光ができるので、合わせて検討してみてください。
また、日本からバガンへはまずミャンマーの最大都市ヤンゴンか、第2都市のマンダレーへ行く必要があります。
航空券やホテルは以下で調べられるので、こちらも合わせて要チェックです。
バガンのEバイクとは?
Eバイクというと、電動アシスト付き自転車のことを指す場合もあるようですが、バガンでは中国製の電動バイクのことをそのように呼んでいます。
「緑佳」というブランドのバイクが大半ですね。
運転方法は原付とほぼ同じで、右ハンドルを回すことで前進し、両手のレバーを引くことでブレーキがかかります。
運転に国際免許などは必要なく、自転車と同じような感覚で誰でも利用可能です。
バガンの遺跡観光でEバイクをおすすめする理由
バガンで遺跡観光をする際、基本的にはEバイクを利用するのがおすすめです。
その理由を以下で解説します。
自由に遺跡観光ができる
Eバイクであれば自由に遺跡観光ができます。
あらかじめ行き先が決められたパッケージツアーだと行ける遺跡が限られますし、タクシーや馬車を利用する際は、どうしてもドライバーの都合も考慮しなければいけません。
そしてバガンの場合、Eバイクでしかいけない狭い小道の先に遺跡が存在することもあるので、小回りの効くEバイクは自由度が高くおすすめです。
ちなみに、以下の記事でおすすめしているバガンの観光スポット25選は、全てEバイクで巡りました。
Eバイクの自由度の高さを駆使すれば、色々なところへ足を運ぶことができますよ。
ただし、自由度が高いぶん安全管理などが全て自己責任になるので、その点はご注意ください。
安くてコスパが良い
Eバイクは
・機動性の高さ
・料金の安さ
の両方を兼ね備えているので、とてもコスパの良い移動手段になります。
お店やバイクの大きさ、シーズンによっても値段は少し変わりますが、1日利用なら7,000~8,000チャット(約510~580円)、半日であれば4,000~5,000チャット(約290~360円)がレンタル料の相場です。
タクシーや馬車だと1日30,000~40,000チャット(約3,000円)はするので、段違いですね。
ちなみに、自転車のレンタルは1日1,500チャット(約110円)とEバイクよりもさらに安いですが、広大で日陰の少ないバガンで暑い日中に自転車をこいで観光するのはかなりキツイので、おすすめしません。
バガンでEバイクをレンタルする方法
バガンでEバイクをレンタルする方法ですが、
・ニャウンウー
・ニューバガン
などのホテルがたくさん立地するエリアであれば、基本的にどこでもレンタル可能です。
ホテルで貸している場合もありますし、レンタルショップもたくさんあります。
レンタル料金はお店ごとに若干異なりますが、変わっても数百円の違いですしバイクの性能の差もほとんどないので、周辺の複数店舗を調べて良さげなところを選ぶといいでしょう。
バガンでEバイクを利用する際の注意点
Eバイクは利便性の高い乗り物ですが、利用する際は注意点も多いです。
以下で詳しく解説していくので、必ずチェックしておいてください。
道路の状態が悪く転倒の危険がある
バガンは道路状態は悪いため、転倒の危険性が常にあります。
舗装されている道はデコボコですし、砂道では足を取られることがしばしば。
運転時は細心の注意を払ってください。
ヘルメットはない
バガンでEバイクを借りる際はヘルメットは貸してもらえないので、転倒時に大怪我をするリスクが高いです。
そのうち法規制によって導入されるかもしれませんが、現状はガバガバです…笑
なので、万が一に備えて海外旅行保険には必ず加入しておきましょう。
年会費のかからないクレジットカード付帯の保険であれば、追加費用をかけずに現地での治療費をカバーできます。
おすすめはエポスカードで、年会費無料なのに海外旅行保険が自動付帯(持っているだけで補償対象)、さらに現地でのキャッシュレス診療も可能という素晴らしいクレジットカードになります。
まだ持っていない方は、この機会に作っておくことをおすすめします。
日差しと気温、砂埃に注意
バガンは砂漠地帯にあり、ミャンマーで最も暑くなる地域の1つ。
日中の日差しがかなり強く、気温もかなり高くなります。
それでいて、朝や夜はかなり冷え込みます。
そのため、日焼けと防寒のために、強力な日焼け止めと長袖の上着は必ず持っていきましょう。
また砂埃もひどいので、Eバイク運転時はサングラスとマスクで対策することもおすすめします。
▼日焼け止め(強力タイプ)
▼軽量コンパクトな防寒着
▼UVカットサングラス(紫外線&砂埃対策)
▼スポーツマスク(砂埃対策)
遭難の危険性も
Eバイクでの観光は自由に動き回れるぶん、小道に入ったり遠くまで行きすぎたりした場合は遭難の危険性もあります。
自分がいまどこにいるかは、
・Googleマップ
・Maps.me
などの地図アプリで常に確認するようにしましょう。
また、観光客がEバイクでバガンの外に出ることは禁止されています。
落とし物に注意
Eバイクを利用する際は、ズボンのポケットには何も入れない方が良いです。
ポケットにものを入れていたりすると、運転中に落としてしまうことがあります。
運転中なので気づきにくいですし、落としたものを探し出すのは広大なバガンではかなり困難です。
どこも19時に返却
大半のEバイクレンタルショップでは、19時返却となっています。
これは夜間にバッテリーを充電するのが大きな理由ですが、バガンの夜はかなり暗くなるため、旅行者の安全確保の観点もあるようです。
ちなみに交渉したら翌朝7時まで借りられたという情報もありますが、バッテリー切れの心配があるため、当日中に返却することをおすすめします。
バッテリー切れに注意
Eバイクはバッテリー切れになることが多いです。
バッテリーが切れるともちろん動かなくなるので、そうなると重いEバイクを手で押して歩くことになります…。
バッテリー切れを極力起こさないためにも、
・遠方への移動は極力控える
・駐輪する時は電源を切る
を心掛けましょう。
万が一バッテリー切れを起こしてしまった際の対処法は、後述で詳しく解説しています。
とは言え、経年劣化でバッテリーの減りが異常に早いなんて不運なこともあります。
その場合は、別のEバイクに交換してもらったほうがいいですね。
余談ですが、自分はバガンでは過去2回、Eバイクのバッテリー切れを起こしています。
ちなみにパンクも1回…笑
Eバイクがバッテリー切れやパンクしたときの対処法
万が一バッテリーを切れやパンクによって動けなくなった時は、現地の人を探してレンタルショップに電話してもらうのがベストです。
どのEバイクにもお店の電話番号が記載されていますが、例え英語が通じても広大なバガンで特定の現在地を伝えるのはかなりハードなので、地元の人に頼んだほうがスムーズです。
現地のミャンマーの方々は親切な人が多いので、必ず助けてくれる人を探せますよ。
その後はレンタルショップの人が駆けつけてきてくれ、バッテリーを交換してもらうか、いったん車でレンタルショップに戻って違うバイクに変えてもらうかの対応をしてもらえます。
Eバイクの利用をおすすめしない人
便利でコスパの良いEバイクですが、以下の人にはおすすめできません。
主要な遺跡だけ効率よく巡れれば良い人
「主要な遺跡だけ効率よく巡れれば良い」という人はわざわざ自分で運転するよりも、専用車をチャーターしたり、現地オプショナルツアーに参加するほうがいいですね。
Eバイクはあくまで、自由気ままにマイナーな遺跡にまで足を延ばせることにメリットがあるので、効率重視の人には向きません。
バイクの運転が苦手な人
Eバイクは現地では自転車と同じ扱いで免許は不要ですが、運転方法は日本の原付のそれと同じです。
なので、そもそも原付の運転をしたことがなかったり、バイクの運転が苦手な人は事故のリスクが高いので、利用しないほうが賢明でしょう。
ヘルメットもないしな…。
多少値段が高くても、タクシーなどの違う移動手段を選ぶのがおすすめです。
まとめ:Eバイクはコスパ良く自由気ままにバガンの遺跡観光を楽しみたい人におすすめ!
以上、バガンのEバイクについて詳しく解説しました。
Eバイクはコスパ良く自由気ままにバガンの遺跡観光をしたい人に、とてもおすすめの移動手段です。
ただし、利用にはいくつか注意点があるので、先述で解説したことをあらかじめ認識してから利用するようにしましょう。
多少値段が高くても専用車をチャーターしたり現地オプショナルツアーを利用したほうが良いケースもあるので、ご自身の状況や日程、旅行スタイルで総合的に判断するようにしてください。
バガンは2019年に世界文化遺産に登録されたミャンマー屈指の観光地で、世界三大仏教遺跡の1つ。
観光客はまだまだ多くないので、今のうちにぜひ旅行してみてください!
それでは、良いミャンマー旅行を(^^)
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