どうも、海外(特にミャンマー)が好きでミャンマーは複数回の渡航経験があるぐちを(@guchiwo_nomad)です。
今度ヤンゴンに行く予定なんやけど、現地でおすすめのドミトリー宿があれば教えて!
この記事では、このような疑問にお答えしていきます。
- ヤンゴンでおすすめの格安ゲストハウスを紹介
- ヤンゴンのゲストハウス事情と注意点を解説
ミャンマー最大都市のヤンゴン(Yangon)は、ドミトリールームを備えた格安のゲストハウスやホステルの選択肢も豊富にあります。
この記事では、現地でおすすめのゲストハウスを紹介していきますので、ぜひヤンゴン滞在の参考にしてみてください(^^)
ヤンゴンのおすすめゲストハウス(ダウンタウン)
早速ですが、ヤンゴンのおすすめゲストハウスを見て行きましょう。
まずは、ダウンタウン(Downtown)に立地する9ヵ所を紹介します。
ダウンタウンはヤンゴンの中心部となるエリアの総称で、イギリス統治時代に建てられたコロニアル建築が立ち並び、人々の活気があふれる場所。
観光の拠点にもなりますし、ヤンゴンの安宿はこの場所に集中しているので、便利な場所です。
▼宿泊施設の立地はこちらの地図から(ダウンタウンの安宿は赤色です)
スコット・アット 31st ストリート(Scott@31st Street)
スコット・アット 31st ストリート(Scott@31st Street)は、ダウンタウンの「31st Street」の北側にあるホステルです。
観光名所の「ボージョー・アウンサン・マーケット」やその隣りの巨大モール「ジャンクション・シティ」に近い立地ですね。
この宿の1階部分はカフェになっていて、Wi-Fiもスピーディー&電源付きとパソコンでの作業等にもおすすめの場所。
もちろん、宿としての利用も快適で、agoda評価「8.9」と口コミもかなりの高評価。
館内はとても綺麗で、部屋の出入りやロッカーは鍵ではなくカードを利用したハイテクなセキュリティーとなっています。
安宿の中ではクオリティー高めで観光名所やショッピングモールにも近い立地なので、迷ったらとりあえずここがおすすめですね!
バオバベッド・ホステル(BaobaBed Hostel)
バオバベッド・ホステル(BaobaBed Hostel)は、「19th Street」の南側に立地するホステルです。
ここも先ほどのスコット・アット 31st ストリートと同じく、1階部分がカフェとなっていて便利ですが、Wi-Fiは人が多い時間帯は弱めになることがありました。
それでも、最近できたばかりのようで施設はめちゃめちゃ綺麗。
サービスも良く、ビュッフェ形式の日替わり朝食が食べられるので満足度はかなり高めです。
▼朝食で出たメニュー
【ミャンマー料理紹介】
— ぐちを🌏 ノマド旅人🧑🏻💻 (@guchiwo_nomad) December 27, 2018
宿の朝食で出たオンノ・カオスエかとても美味しかった。
魚醤で味付けしたココナッツミルクスープカレーと麺を合わせたビルマ料理で、カルボナーラのような優しい味わいが楽しめます。
これは比較的日本人にも食べやすいビルマ料理な気がします😌 pic.twitter.com/mHDcxYBidE
こちらのホステルはバガンやインレー湖(ニャウンシュエ)にも同系列のものがあるので、合わせて候補として考えるのもおすすめですね。
お得さ、快適さ、朝食の良さ、ネット環境の全てが完璧で、非の打ちどころがないレベルでした!
トラベラーズ・ハウス・チャイナタウン(Traveler’s House Chinatown)
トラベラーズ・ハウス・チャイナタウン(Traveler’s House Chinatown)は、「21st Street」沿いのチャイナタウンに立地している安宿です。
ヤンゴンの安宿の中でも最安に近い価格帯で、ロケーションの良さも抜群、毎朝のパン朝食と、ひと通りのサービスも整っていました。
ただし、施設が古めで若干汚めなところもあるので、気になる人は避けたほうが無難かと。
とは言え、それさえ気にならなければ素晴らしい滞在先になるかと思います。
客層はバックパッカーの他、長期滞在者が多い印象でした。
欧米系の合理化された経営スタイルのホステルではなく、ミャンマー人が運営するアットホームな雰囲気のホステルですね!
21 ホステル(21 Hostel)
21 ホステル(21 Hostel)も、「21st Street」に立地する安宿です。
1階部分がカフェとなっていて、僕はここに宿泊はしていないのですが、カフェで利用しました。
泊まった人の話では、ベッドスペースがカプセルホテルのような半個室になっているとのこと。
なので、プライベート空間を重視したい人にはおすすめだと思います。
カフェもWi-Fiが速いのにコーヒーが安かったので、コスパ良いですよ〜。
フォー・リバーズ・ユース B&B(Four Rivers Youth B&B)
フォー・リバーズ・ユース B&B(Four Rivers Youth B&B)は、「10th Street」に立地するホステルです。
立地はダウンタウンの中心部から離れていますが、少し喧騒から離れた場所で落ち着きがあるエリアになっています。
施設のアメニティやサービスは可もなく不可もなくって感じで値段相応。
青を基調としたエクステリア、インテリアとなっていて清涼感があります。
ちなみに、ミャンマーの第2都市マンダレーにも同じ系列のフォー リバーズ B&B マンダレーがあるので、こちらも要チェックです。
501 マーチャント・ベッド&ブレックファースト(501 Merchant Bed & Breakfast)
ここまでは全てダウンタウンの西側エリア(スーレー・パゴダから西のエリア)の安宿でしたが、ここからは東側エリアになります。
東側は西側ほどの活気はありませんが、イギリス植民地時代のコロニアル建築が立ち並んでいて落ち着きのあるエリア。
そんなダウンタウン東側エリアでまず紹介したいのは501 マーチャント ベッド&ブレックファースト(501 Merchant Bed & Breakfast)というゲストハウスです。
この場所はダウンタウン中心部に近くて立地最高、施設はコロニアル建築を改装していてシックでおもむきのある内装となっており、とても居心地良い雰囲気です。
少しだけヨーロピアンな雰囲気も味わえるので女子旅にも良いと思います。
欠点としては、WiFiが弱かったことと、ドミトリールームにロッカーが無かったことですね。
念のため、貴重品管理には気をつけるようにしましょう。
周辺には飲食店も多く、CAFFA (MYANMAR)やKAFE IN TOWNといったお洒落カフェもあるので利便性も抜群ですよ!
バックパッカー・ホステル(Backpacker Hostel)
バックパッカー・ホステル(Backpacker Hostel)は、ダウンタウンの東側エリア、「Bo Aung Kyaw Street」沿いに立地するホステルです。
施設はちょっとだけ古めな印象ですが、ベッドや水回りは綺麗に保たれており、Wi-Fiも問題なく使えました。
朝食スペースは2階部分にあり、クオリティ高めです。
コーヒー・ティー・ジュースが飲み放題なのも嬉しいですね。
ただし、朝食スペースは狭めで場合によっては待たされることもあるみたいです。
ロータス・ベッド・アンド・ブレックファースト(Lotus Bed And Breakfast)
ロータス・ベッド・アンド・ブレックファースト(Lotus Bed And Breakfast)は、大通り「Maha Bandula Road」沿いに立地するB&Bです。
中心部から少し離れたところにありますが、居心地の良い安宿。
特に魅力的なのが、朝食のクオリティーですね。
▼参考ツイート
1泊600円以下で泊まれるLotus Bed & Breakfastの朝食です。
— ぐちを🌏 ノマド旅人🧑🏻💻 (@guchiwo_nomad) December 14, 2018
✅フライド・バーミチェリ
✅カットメロン
✅スイカジュース
✅コーヒーorティー
メインは洋風、ミャンマー風(モヒンガーなど)の中で6種類くらいから事前に選べます。
ミャンマーのホテルは割と朝食重視なところが多い気がしますね。 pic.twitter.com/W5N6BuQ4Fn
味もさることながら、ご飯類、パン類、麺類の計6種類ものメニューから選ぶことができます(前日にスタッフに明日食べたいものを伝えるシステムです)。
朝食にこだわりたい人はここに泊まれば間違いありません。
近くにはパソコンでの作業にも向いたお洒落カフェ「Café Salween」やミャンマー人に人気のパブ「7th Joint」があります。
リトル・ヤンゴン・ホステル(Little Yangon Hostel)
リトル・ヤンゴン・ホステル(Little Yangon Hostel)は、39th Streetに立地するホステルです。
こちらはダウンタウン西側(チャイナタウン)のトラベラーズ・ハウス・チャイナタウンと同様に、ヤンゴンでも最安レベルの価格で提供している印象。
そことの違いは、宿運営が欧米系の合理的なシステムを採用しているところですね。
なので、滞在の利便性は高いですがアットホーム感はあまりありません。
とは言え、必要最低限のものは整っていて値段以上の価値があると思えました。
▼朝食も良い感じです
おはようヤンゴン☀️
— ぐちを🌏 ノマド旅人🧑🏻💻 (@guchiwo_nomad) December 12, 2018
昨日グエサウンからヤンゴンへ戻りました。
今いる宿は直前割引きとはいえ、1泊400円でこのクオリティーの朝食付きです。
控えめに言ってコスパ良すぎる。
数年前に来た時とは比べものにならないほどホテルが値下がりしているので、いまミャンマーに来るとマジでお得ですよ。 pic.twitter.com/LM6LepSXQk
ヤンゴンのおすすめゲストハウス(ダウンタウン以外)
ここからは、ダウンタウン以外のゲストハウスを2ヵ所紹介していきます。
▼宿泊施設の立地はこちらの地図から(ダウンタウン以外の安宿は青色)
サルウィン・ゲストハウス (Thanlwin Guesthouse)
サルウィン・ゲストハウス (Thanlwin Guesthouse)は、ヤンゴン最大のモール「ミャンマー・プラザ(Myanmar Plaza)」近くに立地するゲストハウスです。
周辺は少しお高めな雰囲気があって、ローカルっぽさはダウンタウンと比べると少ないですが、ミャンマー・プラザへのアクセスが良いのが利点。
ゲストハウス自体は可もなく不可もなくて値段相応な感じでした。
Wi-Fiが遅めだったのが難点ですが、それ以外は問題ありません。
ミャンマー・プラザ周辺で安宿をお探しの場合はここ1択ですね!
ロリーズ・ホステル(Roly’s Hostel)
とにかくヤンゴンへ到着してすぐチェックインしたいなら、このロリーズ ホステル(Roly’s Hostel)がおすすめ。
ヤンゴン国際空港から徒歩10分程度でアクセスできる好立地です。
この場所は、閑静な住宅地にひっそりとただずむ隠れ家的な雰囲気もあるホステルで、必要最低限はとりあえず揃っています。
欠点としては、蚊が多いことですね、蚊帳がついているのでそれを使えば一応は安心できますが。
遅いフライトの時や長時間の移動でヤンゴンへ着く際は候補として考えるのもありです。
ヤンゴンのゲストハウス事情と注意点
最後に、ヤンゴンのゲストハウス事情と注意点についても共有しますね。
豪華な朝食付き宿が多い
ヤンゴンでは高級ホテルに限らず安宿でも豪華な朝食を提供している場所が多いです。
その理由はたぶん、ミャンマーは旧イギリス領であったためB&B文化が強く根付いたからではないかと。
1泊1,000円以下なのにビュッフェ形式の朝ごはんが食べれたりするので、ヤンゴンの安宿はかなりコスパ良いですね。
ただし、朝から「炒飯」や「焼きそば」といった割と重めの食事になってしまうことが多いので、胃もたれしやすい人は注意が必要です。
胃腸薬は、ミャンマー旅行の必需品ですね。
▼大正漢方胃腸薬
Wi-Fi環境はまだまだ悪い
ミャンマー全体で言えることですが、ホテルのWiFiは遅いことが多いです。
高級ホテルでは比較的良いWiFiを備えていますが、それでも時間帯によっては遅かったりするので、念のためミャンマーで使えるSIMカードを持っておくようにしましょう。
ooredooなどの現地のSIMカードを使えば、サクサクの3Gまたは4G回線をいつでも利用することができます。
また、日本で事前にSIMカードを購入しておきそちらを持って行くのもあり。
その場合は、現地でSIMカードを購入する手間を省けます。
▼ミャンマーで使えるSIMカード
ただし、お使いのスマホがSIMフリーでない場合は海外でSIMカードを利用することができません。
その場合は、日本でポケットWiFiをレンタルして持って行きましょう。
また、複数人での旅行の場合、レンタルWi-Fiが1台あると何かと便利です。
携帯ウォシュレットも必要なら持っていくべき
ミャンマーではトイレにウォシュレットがついていることがありますが、基本的には日本人にとって馴染みのない東南アジア式のウォシュレット(ノズルタイプのもの)になります。
どうしても現地で日本式ウォシュレットが必要な方は、携帯用ウォシュレットをあらかじめ購入して持っていくといいでしょう。
まとめ:個人的にリピートしたいヤンゴンのゲストハウス3選!
以上、ヤンゴンのゲストハウス11選を紹介しました。
いろいろ紹介してもらったのは嬉しいけど、特にダウンタウンの宿選びは結局どこが良いか分からないよー!
という人向けに、僕がダウンタウンの安宿を巡ってリピートしたいなと思った場所を3つ紹介。
・スコット・アット 31st ストリート(ノマドワーカーに最高)
・バオバベッド・ホステル(バックパッカーに最高)
・ロータス・ベッド・アンド・ブレックファースト(朝食最高)
こんな感じですね。
以前までゲストハウスやホステルといった安宿そのものが非常に少なくて宿泊費も安くなかったヤンゴンですが、今は変わりました。
自分がどういった場所に泊まりたいか、利用者が柔軟に選択できるようになってきたので、それぞれのニーズに合わせた宿選びができますよ。
というわけで、この記事がヤンゴンの安宿選びの参考になれば嬉しいです!
それでは、良いミャンマー旅行を(^^)
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