という方向けの記事を用意しました。
ヤンゴンからバガンへは、飛行機・バス・鉄道の3通りの移動方法があるので、それぞれ詳しく解説していきますね。
この区間での移動を予定している人は、ぜひ参考にしてもらえると嬉しいです(^^)
ちなみに記事の後半でも解説していますが、現地オプショナルツアーでヤンゴンからバガンを観光する方法もありますので、合わせて検討してみてください。
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ヤンゴンからバガンへの行き方は3通り
ヤンゴンからバガンへの行き方は3通りあります。
- 飛行機(おすすめ度★★★)
- バス(おすすめ度★★☆)
- 鉄道(おすすめ度★☆☆)
所要時間や移動の大変さを考慮すると、おすすめ度は上記の通りです。
それぞれの移動方法を詳しく解説していきますね。
ヤンゴンからバガンまで飛行機での行き方
まず最初に、ヤンゴンからバガンまで飛行機での移動方法を解説していきます。
①ヤンゴン空港から国内線でニャウンウー空港まで移動
まずは、ヤンゴン空港からバガンの玄関口となるニャウンウー空港(Nyaung-U Airport)まで飛行機で移動します。
運行会社は
- ミャンマー・ナショナル航空(Myanmar National Airlines)
- エア・カンボーザ(Air KBZ)
- ゴールデン・ミャンマー航空(Golden Myanmar Airlines)
があり、所要時間は1時間20分、料金は片道1万〜1万5,000円です。
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ヤンゴン空港はヤンゴン市内中心部からかなり離れていて、タクシーかバスで通常は約45分、渋滞の場合(夕方)は1時間30分程度かかるので、早めの移動を心がけましょう。
タクシーの場合、Grabを利用すると料金が安く事前決裁になるので、おすすめです。

バスの場合ははスーレー・パゴダ前から出ているエアポート・バスを利用すると片道わずか500チャット(35円)で空港まで行くことができます。
▼スーレー・パゴダ前のバス停の場所
バスは先に国際線のターミナルに経由したあと、国内線のターミナルに到着しますよ。
▼ヤンゴンのエアポート・バスについて詳しくはこちら

②ニャウンウー空港からタクシーでバガンのホテルへ移動
ニャウンウー空港に到着したら、タクシーでバガンのホテルまで移動しましょう。
バガンのホテルは、
- ニャウンウー(バガン最大の町/空港から5分程度)
- オールド・バガン(バガンの遺跡群に近い/空港から15分程度)
- ニュー・バガン(郊外の静かな町/空港から15分程度)
と立地が3エリアに分かれています。
自分の泊まるホテルがどこに立地しているのか、把握しておきましょう。
ちなみに、バガンではGrabはまだ利用できず、事前交渉制の流しのみとなります。
- ニャウンウーまで:8,000〜1万チャット(約570〜720円)
- オールドバガンまで:1万5,000〜2万チャット(約1080〜1400円)
- ニュー・バガンまで:1万5,000〜2万チャット(約1080〜1400円)
バガンのタクシーはボッタクリが多いことで有名なので、ご注意を。
交渉が苦手な人は、事前にタクシーをチャーターしておくという手もあります。
こちらは空港までドライバーが迎えに来てもらえ安心、往復割引もありとなっていて、最大人数でシェアすれば1人あたりもそれほどかからないのでおすすめです。
ヤンゴンからバガンまでバスでの行き方
次に、バスでの移動方法を詳しく解説していきます。
①アウンミンガラー・バスターミナルからバガン行きのバスに乗車
ヤンゴン郊外のアウンミンガラー・ハイウェイ・バスステーション(Aung Mingalar Highway Bus Station)から「バガン(ニャウンウー)」行きのバスに乗車します。
バスチケットはバスターミナルでも購入可能ですが、売り切れの心配があるので事前に買っておくのが無難です。
▼バスチケットの事前購入方法
- 滞在しているヤンゴンのホテルで購入
- ヤンゴン中央駅前のバスチケット売り場で購入
- オンラインで予約・事前決済して購入
▼ヤンゴン・セントラル駅前のバスチケット・オフィスの場所
ヤンゴンからバガンまでの所要時間はおよそ10時間で、料金はバス会社やバスのグレードによりますが、1万5,000〜2万5,000チャット(約1080〜1,800円)前後になります。
JJ Expressなどが運行しているVIPバスにすると、3列シートでとても快適なのでおすすめです。
アウンミンガラー・ハイウェイ・バスステーションはヤンゴン空港と近い距離にあり、市内からの移動方法は空港と同様、タクシーかバスになります。
タクシーはやはりGrabが無難で、バスは36番の黄色いバスを利用するとダウンタウンのスーレー・パゴダからわずか200チャット(約15円)アクセスできますよ。

▼ヤンゴン市内からバスターミナルへの移動方法について詳しくはこちら

ちなみに、バスの車内は冷房ガンガンの可能性があります。また、バガンは乾燥地帯で朝晩は冷え込む時があるので、コンパクトな防寒着を持っておくと安心です。
▼ウルトラライトダウン
②バガンのバスターミナルからタクシーでホテルまで移動
ヤンゴンからバガンへの長距離バスは、ニャウンウーのシュエピー・ハイウェイ・バスステーション(Shwe Pyi Highway Bus Station)に到着します。
▼シュエピー・ハイウェイ・バスステーションの場所
ここからバガンのホテルまではタクシーで移動します。
- ニャウンウーまで:8,000〜1万チャット(約570〜720円)
- オールドバガンまで:1万5,000〜2万チャット(約1080〜1400円)
- ニュー・バガンまで:1万5,000〜2万チャット(約1080〜1400円)
念のため、ボッタクリには十分注意しましょう。
また、夜行バスで早朝到着の場合、タクシードライバーはサンライズ鑑賞もセットで交渉してくることがあります。
この場合、サンライズを観る場所はニャウンラパット・ポンドの丘(Nyaung Lat Phat Pond Hill)になることが多いと思います。
ヤンゴンからバガンまで鉄道での行き方
最後に、あまりおすすめできない移動手段ですが、鉄道での移動方法も解説していきます。
①ヤンゴン・セントラル駅からバガン駅まで列車で移動
まずは、ヤンゴン・セントラル駅(Yangon Central Railway Station)から「バガン」行きの列車に乗ります。
▼ヤンゴン・セントラル駅の場所
列車は16時ヤンゴン発で、所要時間は17時間、翌朝9時にバガンに到着というかなりの長時間移動です。
外国人はMyanmar Train Ticketというサイト(英語)を利用すればハイグレードのアッパー・クラスのみネット予約が可能で、料金は20USドルになります。
直接窓口で購入すれば、オーディナリー・クラスのチケットも購入できるかもしれませんが、僕は未確認です。
②バガン駅からタクシーでホテルまで移動
僕は列車移動の経験がないので詳細は不明ですが、バガン駅に着いたら飛行機やバスと同様、タクシーでバガンのホテルまで移動すればOKだと思います。
▼バガン駅の場所
タクシー料金は交渉制になるので、ボッタクリには要注意です。
おまけ:ヤンゴン発着の現地ツアーでバガン日帰り観光もできます

ちなみに、ヤンゴン発着の現地オプショナルツアーに参加し、バガンを観光することもできます。
こちらは、
- 日帰りでバガン遺跡を観光
- 1泊2日でバガン遺跡+近郊のポッパ山を観光
の2種類があり、特に後者の1泊2日ツアーがバガン郊外のポッパ山も入るプランになっているので、おすすめです。
ツアーは早朝の出発ですが、往復航空券や諸々の移動がすべてが込み、また日本語ガイドもつくので、実質かなりおトクな内容となっています。
自力で移動するよりも圧倒的に楽なので、ぜひ検討してみてください。
まとめ:ヤンゴンからバガンまでは飛行機かバスでの行き方がおすすめです
以上、ヤンゴンからバガンまでの飛行機・バス・鉄道での行き方を解説しました。
まとめると以下です。
料金(片道) | 所要時間(片道) | |
飛行機 | 1万5,000〜2万円 | 2〜3時間 |
バス | 2,000〜2,500円 | 10〜11時間 |
鉄道 | 2,000〜2,500円 | 17時間 |
結論、飛行機かバスがおすすめですね。
快適さと速さなら飛行機、コストならバスになるでしょう。
また、ヤンゴン発着の日帰りツアーや1泊2日ツアーといった現地オプショナルツアーを利用するのも合わせておすすめです。
バガンは3,000以上もの遺跡が広大な土地にたたずむ世界三大仏教遺跡の1つで、ミャンマーを代表する観光地となっています。
ミャンマーを訪れる際は、せっかくなのでバガン観光もぜひしてみてください(^^)
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