という方向けの記事を用意しました。
結論を先に言うと、自力で行くならバス移動がおすすめで、日帰り観光もできます。
2019年のほぼ最新情報を共有しているので、チャイティーヨー旅行を予定している方はこの記事を参考にしてもらえると嬉しいです(^^)
ちなみに、記事の後半で詳しく解説しますが、現地オプショナルツアーを利用してヤンゴンからチャイティーヨー・パゴダを観光することもできるので、合わせて検討してみてください。
また、日本からチャイティーヨーへ行くにはまずミャンマー最大都市のヤンゴンへ行くのが一般的です。
航空券は以下で調べられるので、合わせてチェックしてみてください。
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ヤンゴンからチャイティーヨーまで自力での行き方は大きく2通り
チャイティーヨー・パゴダ(Kyaiktiyo Pagoda)は、別名「ゴールデンロック」とも呼ばれるミャンマー東部モン州の観光地で、ミャンマー人にとってはとても重要な仏教巡礼地となっています。
▼チャイティーヨー・パゴダの場所
ミャンマーの最大都市ヤンゴンからこのチャイティーヨーへは、バスか鉄道の大きく2通りの行き方があります。
まずはヤンゴンからチャイティーヨーの麓の町キンプンへ行こう
バスも鉄道も、ヤンゴンからまず最初に目指すべきはキンプン(Kinpun)という小さな町です。
▼キンプンの場所
ここはチャイティーヨー・パゴダがあるチャイティーヨー山の麓の町で、チャイティーヨー・パゴダ観光の玄関口となります。
ヤンゴンからチャイティーヨーの麓キンプンまでバスでの行き方を解説
まずは、最もおすすめの移動手段であるバスで、ヤンゴンからキンプンへ移動する方法を解説していきます。
①ヤンゴン市内中心部から郊外のバスターミナルへ移動
まずは、ヤンゴン市内中心部から郊外にある長距離バスターミナル、アウンミンガラー・ハイウェイ・バスステーション(Aung Mingalar Highway Bus Station)へ移動します。
▼アウンミンガラー・ハイウェイ・バスステーションの場所
ここまでの移動手段はタクシーかバス(YBS)の2択です。
タクシーは、事前決済で値段交渉の必要がないGrabがおすすめですね。

どこで乗車するかにもよりますが、ダウンタウンからであれば8,000〜10,000チャット(約580~720円)程度で行くことができます。
バスの場合は、ダウンタウンのスーレー・パゴダ前から出ているYBSの36番(黄色い車体)に乗ると、わずか200チャット(約15円)でバスターミナルまでアクセスできます。
▼スーレー・パゴダ前のバス停の場所
ダウンタウンからバスターミナルへ行く場合、どちらの移動手段も通常は約45分、渋滞の場合(夕方)は1時間30分程度かかるので、早めの移動を心がけましょう。
▼ヤンゴン市内からバスターミナルへの移動方法について詳しくはこちら

②バスターミナルからキンプン行きのバスに乗車
バスターミナルに着いたら客引きに教えてもらって「キンプン」行きのバスに乗りましょう。
「チャイティーヨー」と言っても通じるはずです。
ヤンゴンからキンプンまでは、
- Win Express(ウィン・エクスプレス)
- Thein Than Kyaw(テイン・タン・チョー)
- Yoe Yoe Lay(ヨー・ヨー・レイ)
の3社が、6:00~21:00の間に計10便ほど運行しています(雨季は減便)。
日帰りの場合は、朝7時頃発までのバスに乗らないと帰るのが厳しくなります。
バスチケットはバスターミナルでも購入可能ですが、売り切れの心配があるので事前に買っておくのもありですね。
- 滞在しているヤンゴンのホテルで購入
- ヤンゴン中央駅前のバスチケット売り場で購入
- オンラインで予約・事前決済して購入
▼ヤンゴン・セントラル駅前のバスチケットオフィス
ヤンゴンからキンプンまでのバス料金は片道8,000チャット(約570円)、所要時間は片道4時間~4時間30分です。
バス便によっては、途中のチャイトー(Kyaikto)という町で別のバスや車に乗り換えることもあります。
ヤンゴンからチャイティーヨーの麓キンプンまで鉄道での行き方を解説
ここからは、鉄道での移動方法を解説していきます。
ちなみに、ヤンゴンから日帰りで観光する場合は鉄道利用は厳しいです。
鉄道利用の場合は現地で宿泊するなど、ゆっくりと旅したい人向けになります。
①ヤンゴン・セントラル駅から列車に乗りチャイトー駅へ移動
鉄道の場合はまず、ダウンタウンのヤンゴン・セントラル駅(Yangon Central Railway Station)から「ダウェイ・ポート」方面の列車に乗り、チャイトー駅(Kyaikto Railway Station)で下車します。
▼ヤンゴン・セントラル駅の場所
ヤンゴン発は7:15、18:25、20:00で、所要時間は約4~5時間、料金はアッパークラスで2,400チャット(約175円)、オーディナリークラスで1,200チャット(約85円)です。
チケットは駅で購入しましょう。
②チャイトーからキンプンへ移動
チャイトー駅はキンプンの町からおよそ10キロほど離れています。
駅を降りてからの移動は、タクシーかピックアップを利用しましょう。
タクシーは車の場合は6,000~7,000チャット(約430~505円)、バイクの場合は3,000チャット(約215円)が相場です。
ピックアップは軽トラックの荷台に乗る現地の交通手段で、こちらはチャイトー駅前から20分おきくらいの間隔で出ています。
所要は30~40分かかりますが、料金は500チャット(約35円)です。
キンプンからチャイティーヨー山頂までの行き方を解説
ここからは、キンプンからチャイティーヨーの山頂までの行き方を解説していきます。
キンプンからはトラックのみ
キンプンからチャイティーヨーの山頂への移動手段は、政府運営のトラックのみです。
▼キンプンの山頂行きトラック乗り場の場所
こちらは、乾季(10月~3月)の巡礼シーズンは6:00~17:00の間に随時往復していて、下りの最終は18:00となっています。
一方、それ以外の閑散期には減便するので注意が必要ですね。
トラックの所要時間は40~50分で、料金は荷台が片道2,500チャット(約180円)、フロントシートが3,000チャット(約215円)です。
トラックは坂道を猛スピードで駆け抜けるためスリル満点ですが、苦手な人はちょっと注意ですね(と言ってもこれに乗るしかないです)。
▼参考動画はこちら
また、チャイティーヨーの天気は変わりやすく、移動中に急に雨が降ることもしばしば。
濡れるとずぶ濡れになるので、羽織れるレインコートを持っていくことをおすすめします。
なお、ヤンゴンから日帰りの場合は帰りの山頂発トラックは13時30分頃までの便に必ず乗るようにしましょう。麓のキンプンからヤンゴンまでの帰りの長距離バスは、15時頃発までの運行になっています。
途中のヤテタウンからはケーブルカーも運行されている

ちなみに、トラックは途中のヤテタウン(Yathetaung)という場所で途中下車することも可能。
ここからトレッキングで山頂前行くことも可能です。
また、2017年10月からはケーブルカーの運行がスタートし、ヤテタウンから山頂を往復できるようになりました。
こちらは6:00~18:00の運行、料金は片道7,000チャット(約505円)となっています。
ヤンゴンから日帰りの場合、ヤテタウンを訪れるのは時間的に厳しいです。
ヤンゴンから日帰りでチャイティーヨー観光する場合のポイント
ヤンゴンから日帰りでチャイティーヨー・パゴダを観光する場合のポイントをまとめます。
- 往復の移動はバス
- 行きのバスは7時頃までにヤンゴンのバスターミナルから乗車
- 11~12時の間にキンプンからトラックに乗って山頂に行く
- チャイティーヨー山頂の観光時間は1~2時間で済ませる
- 帰りの山頂発トラックは13時30頃までには乗る
- 帰りのキンプン発ヤンゴン行きバスは15時頃までに乗る
かなりややこしいですが、朝のバスにさえ時間通りに乗れ、道中で事故さえなければ割とスムーズにこのスケジュールでいけるはずです。
おまけ:ヤンゴン発着の現地ツアーもあります

ちなみに、ヤンゴン発着の現地オプショナルツアーでチャイティーヨー・パゴダを日帰り観光することも可能です。
なんだかんだ自力での移動は大変(特に日帰りの場合)なので、この現地ツアーに参加するのも選択肢の1つ。
往復の移動、ランチ、日本語ガイド付きの値段なので、実は割とお得です。
日帰りと1泊2日から選べ、途中にある古都バゴーを観光できるプランもありますよ。
まとめ:ヤンゴンからチャイティーヨーまで自力ならバスでの行き方がおすすめ
以上、ヤンゴンからチャイティーヨーまでの行き方でした。
バス移動がおすすめですが、時間に余裕のある人は鉄道で移動してみるのも面白いかもしれませんね。
日帰りの場合は弾丸になるので、注意しましょう。
チャイティーヨー・パゴダはミャンマー屈指の巡礼地。
今でも人々の祈りが息づく神秘的な場所なので、訪れる価値は十分にありますよ。
自力で行くのが面倒な場合はヤンゴン発着の現地オプショナルツアーで行くこともできるので、合わせて検討してみてください(^^)
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