どうも、海外(特にミャンマー)が好きでミャンマーは複数回の渡航経験があるぐちを(@guchiwo_nomad)です。
タイのバンコクからミャンマーのヤンゴンまで陸路で行きたいんやけど、どうやって行けばええん?
この記事では、このような疑問にお答えしていきます。
- バンコクからヤンゴンへの移動方法と手順を解説
- 陸路移動中にインターネットを使う方法を紹介
結論を先に言うと、バンコクからヤンゴンまではバスを利用して陸路移動が可能です。
具体的な移動方法について解説していくので、ぜひ旅行の参考にしてもらえると嬉しいです(^^)
ちなみに、メーサイ・タチレク間の国境を越えてミャンマーに入国した場合、現状ではタチレクとチャイントンのみしか行くことができません
ヤンゴンまで行く場合はメーソート・ミャワディ間の国境を利用するのが前提となりますので、そちらの方法を紹介していきます。
バンコク・ヤンゴン間の陸路バス移動にかかる時間と費用
最初に情報共有しておきますが、バンコクからヤンゴンまでの陸路移動は最低でも1泊2日かかり、結構ハード。
なので、時間や体力に余裕のある人向けの移動手段になります。
▼空路と陸路の所要時間と費用の比較
所要時間 | 費用 | |
---|---|---|
空路 | 1時間(直行) | 1万円~ |
陸路 | 1泊2日 | 2,500~3,000円 |
空路を利用すればたったの1時間で済ますことができるので、この都市間の移動は基本的には飛行機がおすすめです。
移動の費用を極限まで抑えたい人や、ちょっとした冒険をしてみたい人は陸路(バス)も選択肢に入るでしょう。
長期で旅するバックパッカーの方は、あえて陸路でバス移動してみるのもおすすめですね!
陸路移動では体力的にはしんどいですが、タイとミャンマーの雰囲気の違いや経済レベルの差を移動中に感じることができますし、道中の雄大な景色を楽しむこともできます。
また、バンコクとヤンゴンの間にもいくつか観光できる街があるので、いろんな場所をゆっくり巡りたい人にも陸路移動はおすすめの選択肢となります(詳しくは後述)。
バンコク・ヤンゴン間の陸路バス移動の方法
ここからは、実際の陸路バス移動の方法を解説していきます。
全体の行程は以下の通りです。
①:バンコクからメーソートまでバスで移動
まずは、バンコク郊外のチャトチャック・バスターミナル(北バスターミナル)に行き、「メーソート(Mae Sot)行き」のバスに乗ります。
▼チャトチャック・バスターミナルの場所
MRTの「チャトチャック・パーク(Chatuchak Park)駅」か「ガムペーンペット(Kamphaeng Phet)駅」、もしくはBTSの「モーチット(Mo Chit)駅」がこちらのバスターミナルの最寄駅になります。
駅からチャトチャック・バスターミナルへは徒歩で20分以上と結構離れていて、途中の道は日陰の場所が少ないので、必要に応じて以下の手段を利用すると良いでしょう。
・路線バス(96、136、138、145、517番など)
・タクシー
・バイクタクシー
運賃は路線バスが10〜15バーツ(30〜45円)、タクシーとバイクタクシーは50バーツ(150円)程度となります。
タクシーを利用する際は、配車アプリのGrabを利用すると良いです。
無事にバスターミナルに着いたら、窓口でチケットを購入しましょう。
僕が利用した際は、「5番窓口」がメーソート行きの夜行バス、「25番窓口」がメーソート行きの日中のバスとなってました。
ちなみに、バンコク・メーソート間の移動はなるべく夜行バスを利用するのがおすすめです。
その理由は、タイとミャンマーの国境(メーソート・ミャワディ間)が20時で閉まってしまうため。
ヤンゴンまでの全体の旅程を考慮すると、バンコクからメーソートへは夜行バスで移動し、朝の国境の開門時間に合わせるのが1番ベストです。
バンコク発メーソート行きの夜行バスは20時・21時・22時の計3便がありましたが、僕は22時のバスを利用しました。
メーソート到着は朝の6時頃でした。
22時より前のバスだとメーソートに早く着きすぎてしまう可能性があるので、その点はご注意ください。
また、バスはリクライニング可能なトイレ付きの2階建てバスで、乗り心地はそれなりに良いです。
②:メーソートからミャンマー側のミャワディへ国境越えする
メーソートに着いたら、現地で1泊する場合はホテルへ、そのまますぐミャンマーへ入国する場合はタイとミャンマーの国境へと向かいましょう。
▼メーソート・ミャワディ間国境の場所
国境まではバスターミナルから3キロと遠いので、タクシーやソンテウを利用しましょう。
ちなみに、メーソートの中心部にも国境行きのソンテウが出ている場所があり、こちらはロットゥーの停留所の近くにあります。
▼国境行きソンテウの乗り場
国境は橋(タイ・ミャンマーの友好橋)を渡る形式になるので、ひたすら歩いてイミグレーションまで向かいましょう。
時間帯によってはミャンマー人の出稼ぎ労働者で非常に混雑し、長蛇の列ができている場合がありますが、日本人は外国人観光客用の専用レーンでの出国が可能なのでミャンマー人の列に並ぶ必要はありません。
タイの出国手続きを済ませたら、さらに進んで、ミャワディー側でミャンマーの入国手続きを行います。
無事に済んだら、ミャンマーへの入国が完了となります!
③:ミャワディーからヤンゴン郊外の長距離バスターミナルまでバスで移動
ミャワディには特に観光する場所はありませんが、街中でミャンマーの通貨「チャット(Kyat)」を手に入れておくと良いです。
ミャンマー・チャットを手に入れるには
・ATMから引き出す
・通り沿いの両替所で両替する
の大きく2つの選択肢があります。
タイ・バーツからミャンマー・チャットへの両替は、ミャワディーでは割と良心的なレート設定になってますので、タイ・バーツが余っていたらそちらを両替するのがおすすめです。
ちなみに、ミャンマーの他の地域ではタイ・バーツを扱う両替所はほどんどありません。
ATMから引き出す場合は、KBZ BankやAya Bankに設置されているATMを利用するのが安心。
その際、クレジットカードのキャッシングもしくは国際キャッシュカードを使って引き出しができますが、通常は手数料として5,000チャット(360円)かかります。
ただし、セディナカードの海外キャッシングであればこちらの手数料は無料になり、最短3日でネット返済が可能なので金利も最安に抑えることが可能です。
セディナカードの海外キャッシング&ネット返済はあらゆる外貨調達方法の中でも最安の部類になります。
ミャンマー以外のどの国や地域でも重宝するクレジットカードです。
両替を済ませたら、話しかけてくる客引きと交渉してバスに乗りましょう(場合によってはバスではなくミニバンやシェアタクシーになることもあります)。
外国人の料金相場は
・ヤンゴンまで:15,000チャット(約1,200円)
・途中のパアンやモーラミャインまで:10,000チャット(約800円)
となります。
所要時間の目安は、ヤンゴンまでは7〜8時間、途中のパアンやモーラミャインへは4〜5時間程度です。
④:長距離バスターミナルからヤンゴン中心部まで路線バス(YBS)かタクシーで移動
長距離バスの場合、ヤンゴン郊外のアウンミンガラー・ハイウェイ・バスステーション(Aung Mingalar Highway Bus Station)に着きます。
▼アウンミンガラー・ハイウェイ・バスステーションの場所
こちらのバスターミナルから市内中心部へは、
・タクシー
・路線バス(YBS)
での移動となります。
タクシーは運転手がバス到着後に寄ってたかるので、その場で交渉すればOKです(ヤンゴン中心部のダウンタウンまでは10,000チャット程度になります)。
バスの場合は、バスターミナルの外のバス停から出ているYBSの36番バス(黄色い車体)を利用しましょう。
片道わずか200チャット(15円)で、ダウンタウン中心部のスーレー・パゴダまでアクセスできます。
▼YBSのバス停の場所
無事にヤンゴン中心部まで来たら、全ての陸路移動は完了です!
陸路移動の際にインターネットを使うには?
バンコクからヤンゴンへの陸路移動は長いので、道中ではインターネットを使いたい人も多いはず。
利用方法は、
・ポケットWi-Fiをあらかじめ日本でレンタルする
・現地で使用可能なSIMカードを購入する
の大きく2通りがあります。
ポケットWi-Fiのレンタルを活用するなら、サポートが充実したグローバルWiFiがおすすめですね。
タイとミャンマーの両方で利用できるプランを選びましょう。
SIMカードはそれぞれの国で購入するのもいいですが、China UnicomのSIMカードをあらかじめ日本で購入して持っていく方法も便利です。
こちらはアジア複数ヵ国対応となり、これ1枚でタイとミャンマーの両方でインターネット回線を確保できる優れものになります。
▼China UnicomのSIMカード
海外SIMカードを利用する際は、SIMフリー化されたスマホが必須です。
ミャワディ・ヤンゴン間で経由地としておすすめの場所
せっかく陸路で移動するのなら、急がば回れで道中の都市を経由しつつ移動するのもおすすめ。
ミャワディからヤンゴンの間で観光におすすめの都市は、以下があります。
以下の記事で詳しく解説をしてますので、 気になる方はぜひ参考にしてみてください!
まとめ:バンコクからヤンゴンへの陸路移動は楽ではないけど一部の人にはおすすめです
以上、バンコクからヤンゴンまでの陸路移動についてひと通り紹介しました。
全体の行程をまとめると以下になります。
になります。
陸路移動のポイントや注意点は以下ですね。
・国境の開門時間(6:00~20:00)を考慮する必要あり
・ミャンマーの入国にはビザ取得が必要
・ミャンマー入国後にすぐ現地通貨「チャット」を入手するといい
・途中のミャンマーの観光地を経由するのもあり
飛行機と比べて格段に安くなるわけでもなく、時間がかかりますし体力的にもかなり消耗します。
ですが、経験の1つとして陸路移動をあえてしてみるのも考え方としてはアリ。
特にタイからミャンマーに入ると雰囲気がガラッと変わるので、その違いにもきっと驚くことでしょう!
陸路移動は旅慣れしている人向けの移動方法になりますが、ぜひ検討してみてくださいね。
それでは、良いミャンマー旅行を(^^)
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